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近況 2007年3月  今駒清則


撮影:今駒清則
 ただいま東大寺二月堂修二会(お水取り)の最中で、時々聴聞に出かけています。午後七時からのお松明は、最近は大変に多い参観者で、二月堂の下は人で一杯になります。そしてお松明を撮影する携帯電話の液晶画面の青い明かりが、二月堂下に螢のようにいっぱい光っているのと、お松明が終わると拍手が起きるのは、以前には見られなかった光景です。(2007.3.10)


撮影:今駒清則
 12日は東大寺二月堂修二会のクライマックス、籠松明、過去帳読み上げ、走り、お水取り、達陀(だったん)の法要がありました。下七日(法会の後半)に入って季節が戻り、少し寒い日でしたが、それでもまだ何時もより暖かいようです。写真は昨夜の二月堂・籠松明と良辨杉です。(2007.3.13)


撮影:今駒清則

 14日は東大寺二月堂修二会の最終日。走り、達陀だったん、最後の法要のしみじみとした「名残りの晨朝」、結願の涅槃講がありました。そして本日早暁に1256回目の満行。練行衆の皆様、満行おめでとうございます。

 写真は昨日の達陀の炎、中央下にケズリカケが燃えるのが見えます。上堂の大松明をご覧になられる方は数万人おられますが、この達陀の炎を拝めるのは数百人です。

<このケズリカケは達陀松明の前面につけられ、木を削いで作られたもので、花びらのような形をしています。美しい飾りというだけでなく、呪力を持つと信じられ、着火をよくする効果があります。>  (2007.3.15)


撮影:今駒清則

 お水取り満行でもしばらく寒い日が続きましたが、もう春に突入でしょう。

 近頃、そらに興味があって、とにかく空に見えるものを片っ端から撮影しています。もっぱら雲、太陽、月などの表情ですが天文写真というものではありません。

 しかし今日のように雲がない青空ですと写すものがなくてお手上げです。そういう時は飛来する鳥たちを撮るのですが、最初はお手軽望遠ズームで撮ってましたが、それでは結果がでないので、結局仕事用のバケツレンズ(大口径望遠レンズ)付きカメラを数台用意するという本格的な用意をせざるをえませんでした。なんでもお手軽はダメですね。

 「雑況」に一部を掲載しています。 (2007.3.22)


撮影:今駒清則

 花が一気に咲きかけました。これから花便りが続きますね。

 今日はいかにもこれから雨が降るという空です。朝から近所の空をカラスの一群が占領していて、いつものお客さんがなかなかやってきません。

 近くの川では飛び込んで捕食するカワウが見えます。ところで飛んでいるカワウの顔はなんとなく人面に見えますね。

 「雑況」にこれらのお客さんを掲載しています。  (2007.3.29)


07年3月 4月