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11月2日。ずっと曇りや雨夜が続いて星や月が見えることがなかったのですが、深夜(1日の夜)は空が澄み渡って星が良く見えます。それでハートレイ彗星が見えないか探したのですが街中からはちょっと無理なのかわかりません。ふたご座の足許付近なのでカメラを高感度にして撮影してみましたがこれもやはりわかりませんでした。その撮影途中に旅客機が画面に入ってきました。1秒間の航跡です。
日中は雲の往来がしきり。厚い雲からは光が降り注いでいました。
所用でちょっと外出。足許にあった側溝の蓋が人面、と考えて造ったわけではないでしょうが。
3日、文化の日。晴れる日の特異日なのだそうですが、やはり良いお天気でした。6日からの能楽写真家協会能楽写真展の諸準備で多忙です。
6日。いろいろな準備を積み重ねていた能楽写真家協会の能楽写真展が豊田市能楽堂で始まりました。全国の能楽写真家から15会員が選りすぐった31点の作品を展示しています。もちろん私も出品しています。これはたった2日間だけの写真展です。能楽は伝統的にただ一回演じるだけで同じプログラムを連日公演することはめったにありません。まさに一期一会で、演じる者も見る側も真剣勝負の立ち会いの舞台なのです。そんな気分でどうぞご覧下さい。なお来年2011年2月24日(木)からは次の能楽写真展を東京・四谷のポートレートギャラリーで開催を予定しています。お楽しみにお待ち下さい。
8日。里山にも少しずつ紅葉が広がってきました。若木でもよく見ると美しいものです。
9日。寒気が南下し低気圧の影響で強い風が吹いています。ふさふさとした尻尾を振るように竹林の竹が怖いほどに揺れていました。ついでにビデオも撮影しましたが、こういうシーンは動画の方が良いようです。
10日。ベランダにある最高最低温度計、冬は3度、夏は32度を指しています。大阪でも少しだけ過しやすいところなのかもしれませんが、たしか最低は1度近く、最高は33度位だったような覚えがあるので、虫(指標)が下ってしまったのかもしれません。古い物なので買い替えたほうが良いのかな。
12日。最近古いネガを整理しているのですが、高校生時代に使っていた超小型カメラのMAMIYA
Super16 II で撮影した16ミリフィルムのネガの中に、1959(昭和34)年9月26日に来襲し中部地方で大きな被害を出した伊勢湾台風の痕跡を撮影したものがありました。
名鉄(名古屋鉄道)三河線(豊田線)は架線柱が強風で傾いていて運行を停止していました。この単線の軌道は現在高架となり複線化されています。
陣中町の田畑の中に建つ一軒家は無残にも倒壊していました。
上の倒壊家屋を反対側から撮影したものです。家族で家財を取り出しています。
市街地の中の家屋倒壊で、周囲の家屋の屋根も相当な被害を受けています。
ガソリンスタンドのブロック塀が倒されていました。また建物の壁も損傷しているようです。
住宅地の板塀もなぎ倒されていました。
家屋の裏の板塀が吹き飛ばされて無くなっていました。
この板塀は夕方には直されていましたが、土壁はまだ剥がれたままです。
13日。京都・大江能楽堂での喜多流「涌泉能」へ。今日の能は後日掲載しますが、その大江能楽堂へは京都を東西に通る御池通りを通って行きます。最近この御池通りの広い歩道を歩行者と自転車との通行を区分しました。区分整理をする方はいますが現状は写真の通り。しばらく観察していましたが若い人に守ろうとする人が少ないのが気になります。
飛騨・高山 高山印刷株式会社ライブカメラから 2010.11.14 12:18 14日、日曜日。時々利用させていただく飛騨・高山の高山印刷さんのライブカメラ映像からです。高山の紅葉が今一番の見頃です。遠くの城山の紅葉、右端に見える朱塗りの中橋付近にあるイチョウ、サクラなども秋色一色です。日曜日とあって手前の鍛冶橋も宮川朝市も観光客で混雑している様子が伺えます。
15日。低い雲が全天を覆って時々小雨が降り、時に光がこぼれました。風もないのに落葉も雨のように降り注いで、気がつくと頭に似合わぬ落葉簪(かんざし)。外套のポケットにも落葉のおみやげが入っていました。
16日。山が遠く霞んでいるのでよくわからないのですが山肌が赤くなってきたようです。大阪湾を隔てて見える六甲山も日が射すと秋の装いになっていました。
17日。朝から山の紅葉を撮影に行こうと準備していましたが空が黒雲なのと、ちょっと風邪の気配がするので断念。午後は予報通り晴れてきました。ただ大気はすっきりとしなくて、雲の蔭が見えています。
18日。やはり風邪でダウン。早めに休むのが長引かないコツとか。めったに風邪を引かないのですが。
20日。風邪は鼻風邪でとても外には出られません。近隣でも色鮮やかな紅葉の真っ盛り。残念ですがデスクワークで過しています。最近は日が短いのでフッと気がつくともう陽が傾いています。
21日、日曜日。風邪の様子も大分良くなってきたのですが、大事をとって外出を控えデスクワーク。何か撮りたくて例年になく寂しく咲いているサルビアなどの花をソフトフォーカスレンズであれこれ撮影。
そのうちサルビアにミツバチが来ました。マクロレンズに取り換えて待ちます。最初はなかなか近くに来なかったのですが、ジッとしていると手元まで来たので飛行中をパチリ。
22日。金剛山の西、河内長野市にある延命寺の「夕照楓」を見に何年ぶりかで出かけました。途中で嶽山(衛星写真地図)に登り葛城山と金剛山が並び立つ雄大な風景を撮影。ここは南北朝時代に楠木正成が山頂に龍泉寺城を築いただけあって見晴らしの良いところです。山腹には名物のミカンが鈴なり、名刹龍泉寺は今回パスして延命寺に向かいます。
河内長野市の薬樹山延命寺(真言宗御室派)(衛星写真地図)は平安時代の創建、山あいにあるこのお寺は普段はハイカーがよく訪れるのですが、今は紅葉狩の人で賑わいます。
山門を入って右側の小高い所に人びとを惹きつける「夕照(ゆうばえ)楓」(大阪府指定天然記念物)が見えます。ここから見る紅葉はほかのカエデと比べてさほどのことはありません。
しかし登ってこのカエデの根元を見ると感動します。説明文によれば「樹高9m、樹幹周囲5m、根張りは東西に12m、南北15m、弘法大師のお手植で樹齢は800年から1,000年、夕照え時が美景」とあります。幹の中央は損傷し横に大きく張り出していた枝も切られて痛々しい姿ですが、ひこばえがその代わりをして千年の命を保っていました。
23日、勤労感謝の日。朝の一刻、生駒山に射した斜光が紅葉した山肌を見せてくれました。
24日。昨日に続いて南河内の二上山。ややモヤっていますが山が赤くなりました。里山もカラフルです。
29日、日曜日。風邪がブリかえしてここ暫く更新ができませんでした。なんとか出られるようになったので京都・金剛定期能へ。「花筐」今井清隆、「清水」茂山千三郎、茂、「阿漕」種田道一で、曲も良く型も多くて楽しい舞台でした。能楽堂の庭のカエデも見頃、京都御苑のイチョウを背景に豊かな色どりでした。
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