このサイトにあるすべての写真と文には著作権や肖像権があります。無断転載をお断りします。 今駒清則のお知らせページ HOME
5月3日、憲法記念日。今日から奈良市美術館で恒例の「第18回入江泰吉と水門会写真展」が始まりました。
朝から展示作業をしたのですが、開場前にお客さまがもう入場されてご覧になられるほどの盛会です。写真正面は故入江泰吉先生の作品、左は井上博道会員、右は矢野建彦会員と森本康則会員の作品です。
併催の「一門秀作展」は水門会会員が指導する写真愛好家の皆さんの優秀作品を展覧しています。優秀作が多くて一部二段掛けになってしまいました。
私の作品は今まで飛騨高山を取材してきた写真では至らないと思ったので、この4月の春祭り前後に取材した写真を出品しました。高山の人たちのご協力の賜物でお礼を申しあげます。
5日、こどもの日。南海本線堺駅の近くにある環濠の川、土居川と竪川に4月頃からこいのぼりがあがっています。その中に手づくりらしい白いこいのぼり。「がんばれ!東北」と「負けるな!日本」と書かれていました。気持ちがこもっています。
橋の上から川面を覗くとこいのぼりがリアルに水中を泳いでいるように見えてびっくりします。
6日。最近ハナミズキをよく見ます。街路樹に多いようです。白や紅のとてもきれいな花で見かけると心が安まります。花が開く直前は珍しいかたちをしていてこれもなかなか見事なものです。このテッペンが離れると見慣れた花になります。 8日。奈良市美術館で開催していた「第18回入江泰吉と水門会写真展」が本日8日に終了いたしました。多くの方々のご来場をいただき、こころからお礼を申しあげます。 その奈良市美術館は平城宮の東、イトーヨーカドー奈良店の5階にあり、ここは往時の「長屋王邸宅」の跡になります。屋上は展望台として開放されていて、平城宮跡(衛星写真地図)が一望できます。
そこから眺めると平城宮の正門になる朱雀門が復元されてそびえています。
さらに北側にはこれも復元された第1次大極殿の全景が望めます。昨年は「平城遷都1300年祭」でとても賑わっていたのですが今はそれ程でもなく、それでも日曜日とあって平城京歴史館、平城宮跡資料館などを訪れる人びとが新緑の宮跡を散策していました。写真は超望遠レンズで撮影したものですが、拡大して見ると真夏のような陽気のために大気がゆらめいて柱などがクニヤクニヤと曲って写っていました。
9日。急に気温が上がって暑いほど。車のウインドウをフルオープンにして風を受けながら走れる季節です。里山は竹の秋、一時の彩りです。
21日。新緑のもとで2日間にわたって催された恒例の「薪御能」、いつもの興福寺南大門跡が工事中のため、昨年に続いて今年も奈良県庁前の奈良公園で催されました。それと今年から開催日時が変わって5月第3金・土となり、2日目は土曜日とあって多くの観客でした。
奈良公園では演能に先だって東日本大震災の犠牲者の方々へ観客、関係者の全員が黙祷し慰霊をしました。夕闇が迫ると薪に火が入れられ、お昼のさわやかな雰囲気とはまた違った能の世界がくり広げられました。 なお「薪御能」の写真・ビデオ撮影には主催者と演者の許可が必要です。掲載の写真は許可を得て撮影しています。
30日。久しぶりの台風、その台風2号は関西では大きな被害もなく雨をたっぷり降らせて去りました。ちょうど田水張る時節、夕方ほんの少しだけ日が射した里山を田鏡が映し出していました。 |
4月 | 2011年5月 | 6月 |