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近況 2016年6月


 

衣更え


陽光 2016.6.1  撮影:今駒清則
Sunlight. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年6月1日
 6月1日は「衣更え」、これから梅雨を迎え、暑い夏に備えます。また6月1日は「写真の日」、この前後に各地で写真に関わる催しが相次ぎます。ほかに「気象記念日」「電波の日」「人権擁護委員の日」「万国郵便連合再加盟記念日」「NHK国際放送記念日」「梅の日」「麦茶の日」「チューインガムの日」「チーズの日」「ねじの日」「バッジの日」「氷の日」「真珠の日」「防災用品点検の日」などなど記念日の多い日です。

 


 

飛騨高山 端午の節句


商家の武者人形 糀屋柴田春次商店 二之町店 高山市 2016.6.4  撮影:今駒清則
Samurai doll in merchant, Koujiya Shibata Haruji Shoten, Takayama city. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年6月4日
 飛騨高山の「端午の節句」は月遅れで行うので6月に節句を祝います。観光のために市では「飛騨高山端午の節句 スタンプラリー」を開催し、町内各所で公開している武者人形やこいのぼりを紹介しています。
 その一つ、下二之町の味噌屋・糀屋柴田春次商店では、ミセ奥の間に数は少ないものの立派な武者人形の陣を飾っています。背後に陣幕、のぼり旗、それに陣羽織も。

 なお写真右のミセの間に置かれている高山祭の屋台は、商家だけでなくごく普通の家庭にもよく置かれているもので、高山びとの屋台への愛着がよくわかります。

 


糀屋柴田春次商店 二之町店の店構え 高山祭の日 高山市 2014.10.10  撮影:今駒清則
Koujiya Shibata Haruji Shoten, Ninomachi-store, Takayama city. Photo:KOMMA Kiyonori

 この下二之町の糀屋柴田春次商店は、明治期に米屋として建てられたようですがとても広い間口の店構えです。道に面してミセの間が三つもあり、そこの格子を外して開け、昔ながらにミセとして現在も使われているというのは、この規模の商家がかなりある古い町並みの高山三町でも珍しい光景です。また左側の入口や土間も商品が隙間なく並べられているので分りにくいですが、よく見ると日本の伝統的な商家の形をそのままにして使われています。なお右隣には「神馬臺」の屋台蔵があります。

 


 

飛騨高山 合掌造り民家へ放水


合掌造り民家へ放水 飛騨の里 高山市 2016.6.4  撮影:今駒清則
Fire fighting Discharge water to the house with a rafter roof,
Hida Fork Vilage, Takayama city. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年6月4日
 古民家保存で一番困難なことは火災です。貴重な文化財や遺産が火災で失われてしまうのは珍しいことではありません。野外博物館である「飛騨の里」でも合掌造り民家などの維持保存は職員の重要な仕事なのです。
 そこで春秋に消防署の指導のもとで職員により消火訓練や、合掌造りの旧富田家、旧吉真家(重文)へ放水銃で放水するなどの訓練をしてます。白川郷や美山町集落での一斉放水は有名でそれを見に見物人が集まりますが、「飛騨の里」での合掌造り民家への放水はあまり知られていないのでちょっと珍しい光景でしょう。

 


 

輝く木々


六甲山に隠れた夕日 2016.6.5  撮影:今駒清則
Hidden sunset in Mt.Rokko. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年6月5日
 昨日近畿地方が梅雨入り、夜から雨が降り続きましたが今日の夕方には太陽が顔を見せ、六甲山に真赤な夕日が沈み、山の端の木々が一瞬輝きました。

 


 

いま 最もうれしいこと


コリウスの双葉 2016.6.5  撮影:今駒清則
Bud of coleus. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年6月8日
 コリウスの双葉が顔を出しました。とてもうれしいのです。今まで10年近くベランダでコリウスを育ててきましたが、この冬が越せずに枯れてしまいました。
 今まで外気温が10度に下ったら室内に入れて冬越しさせていましたが、昨年の不順な天候のせいか、それとも寿命のせいか春を待たずすべて枯れてしまったのです。
 念のためと思って昨年採取しておいたこのコリウスの種を蒔いて、なんとか発芽してくれるように毎朝祈るように見ていましたが、数日前に沢山の双葉が出てきました。

 コリウスなんてどこでも鉢で売っているのでそれを買えば良いようなものですが、やはり種から育てるのは何事にも代えがたい喜びなのです。

 


マリーゴールドの双葉と三葉 2016.6.2  撮影:今駒清則
Two and three-leaved bud.of Marigold Photo:KOMMA Kiyonori

 同じ頃に種まきしたマリーゴールドも双葉が出ましたが、中に一つだけ三葉がありました。

 


マリーゴールドに本葉 2016.6.8  撮影:今駒清則
The leaves of the marigold. Photo:KOMMA Kiyonori

 その後本葉が出てきましたが、やはり三葉には三葉の本葉です。当然と言えば当然なのですが、何となく落着かないことです。

 


 

にぎやかな水辺 平安神宮神苑


ハナショウブ 平安神宮神苑 2016.6.14  撮影:今駒清則
Japanese iris, Heian-jingu shrine. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年6月14日
 京都・平安神宮の庭園、神苑がいま見頃。西神苑のハナショウブは特に有名です。

 


ハンゲショウ 平安神宮神苑 2016.6.14  撮影:今駒清則
Saururus chinensis, Heian-jingu shrine. Photo:KOMMA Kiyonori

 平安の苑にハンゲショウが。遠くからでも輝く白さが際立ちます。最近では見かけなくなりました。

 


スイレン 平安神宮神苑 2016.6.14  撮影:今駒清則
Water lily, Heian-jingu shrine. Photo:KOMMA Kiyonori

 西神苑のハナショウブは岸ぎわに、スイレンは池中にとにぎやかです。

 


コウホネ 平安神宮神苑 2016.6.14  撮影:今駒清則
Nuphar japonica, Heian-jingu shrine. Photo:KOMMA Kiyonori

 スイレンの親戚、コウホネが大きな葉の蔭で咲いていました。

 


アジサイ 平安神宮神苑 2016.6.14  撮影:今駒清則
Hydrangea, Heian-jingu shrine. Photo:KOMMA Kiyonori

 これも今が盛りのアジサイ。

 


カワムツ 平安神宮神苑 2016.6.14  撮影:今駒清則
Dark chub, Heian-jingu shrine. Photo:KOMMA Kiyonori

 東神苑で希少になったイチモンジタナゴがいないかと探しましたが見かけなくて、体にイチモンジタナゴと同じように縦帯があるカワムツばかりでした。

 


イトトンボ 平安神宮神苑 2016.6.14  撮影:今駒清則
Damselfly, Heian-jingu shrine. Photo:KOMMA Kiyonori

 スイレンの葉の上にイトトンボのペアが。今が何かと忙しい季節です。

 


 

乳房雲


乳房雲 2016.6.24  撮影:今駒清則
Mammatus. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年6月24日
 梅雨入りから21日目、今年は雨の日が多く12日間も降りました。
 このところでは3日間続けて降りましたが、昨日の午後からは晴れて青空も見えました。

 今朝は曇り空で、予報が昼から雨と言うことで、朝のうちに外での所用を済ませて帰宅、空を見ると珍しい乳房雲が流れてきました。

 


乳房雲 2016.6.24  撮影:今駒清則
Mammatus. Photo:KOMMA Kiyonori

 この乳房雲が現われると悪天候になりやすいと言われていますがその通りで、お昼ごろに生暖かい風が吹いてきたと思ったら強い雨、そして強風が吹き出したのでベランダの鉢花などを風蔭に避難させたことでした。

 


 

土が盛り上がって


土が盛り上がっています 2016.6.29  撮影:今駒清則
Soil has raised. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年6月29日
 雨の日が続いています。雨の中、近くの老舗菓子店へ出かけましたが残念なことに定休日でお休み。帰りに公園で例年セミがよく集まる樹を見てきました。抜殻は見かけなかったのですが、樹の回りにはあちこちに盛り上がった土が。ここからセミが出てくるので明日は初鳴きが聞こえるかもしれません。昨年より一週間程は早いようです。

 


5月 2016年6月 7月