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近況 2012年4月


サクラが咲いた


サクラが咲いた  2012.4.2 (携帯電話カメラ)撮影:今駒清則
Cherry blossoms were blooming. Photo : KOMMA Kiyonori

4月2日

 近所のサクラが咲きました。早咲きのサクラですが、いつもより10日程は遅いようです。薄い夕陽に照らされた桜花が色を増しています。


 

春の暴風 工事足場が倒れる

4月3日
 低気圧の影響で全国的に局地的豪雨と暴風が吹き荒れ、各地に暴風雨警報が発令されました。20度Cもある生暖かい南の風が吹いて、冷たい大気と衝突し天候の急変を引き起こしたもののようです。時々歩けないほどの強風で大阪では30m/s前後を記録、これは時速で言うと100Km/h 程になります。

 この暴風で堺市の大型スーパー跡のビル解体現場で作業員を乗せたままの足場が道路に被さって倒れました。


倒れた直後の工事用足場全景 堺市  2012.4.3 13:48  撮影:今駒清則
Scaffolding for construction fell to the road by storm. Photo : KOMMA Kiyonori


事故2日前の工事用足場全景 堺市  2012.4.1  撮影:今駒清則
Scaffolding for construction accident two days ago. Photo : KOMMA Kiyonori

 南海本線堺駅近くの新日鉄都市開発の「新日鉄都市開発堺ビル」には大型スーパーが入居していましたが、2011年2月13日に閉店し(本サイト「近況」の同日記事を参照下さい)、その後から同ビルの解体工事が東急建設により始りました。ビル躯体の解体が進み、住宅街に面した北東の壁面を覆っていた防音パネルが暴風で揺れ始め倒れたものです。


倒れた足場にしがみつく作業員  2012.4.3 13:48  撮影:今駒清則
Workers caught in scaffolding collapse : KOMMA Kiyonori

 防音壁が付けられていた足場には倒壊当時作業員が乗っていましたが、幸いなことに比較的ゆっくりと倒れたのと、下敷きにならなかったので無事でした。写真は倒れた直後、足場にしがみついている作業員。


暴風で道路に被さって倒れた工事用足場(倒壊直後) 2012.4.3 13:54  撮影:今駒清則
Scaffolding for construction fell to the road by storm. Photo : KOMMA Kiyonori

 


暴風で倒れかかった工事用足場 2012.4.3 13:56  撮影:今駒清則
Broken for construction scaffolding for the storm. Photo : KOMMA Kiyonori

 足場に付けてあった防音パネルは倒れた時に道路一面に飛び散りました。この道路は生活道路で、時間によっては通学や通行の人が多いので大変な惨事になっていた可能性もあります。ただ幸いなことに事故当時に人通りが無かったために何事も無くてなによりでした。
 しかしつい先日の3月19日に東松山市で足場が倒壊し、保育園児2人が死傷する事故があったばかりなのに、またも繰返された事故で、暴風とは言えどこかにズサンなことがあったはずで、近隣住民の安全確保や、労働安全衛生法上に問題のある事故です。


 

鳥たち 9


アオサギの飛翔  2012.4.5 撮影:今駒清則
The heron. Photo : KOMMA Kiyonori

4月5日
 暖かいので近くの小川へ。アオサギが川辺にいたのでカメラを向けるとフっと飛び立ってしまいました。


 

サクラ満開


満開のサクラ  2012.4.5 撮影:今駒清則
Sakura(Cherry Blossoms) was in full bloom. Photo : KOMMA Kiyonori

4月5日
 近くの公園のサクラが満開。いつもより遅いので心配していたのですが、明日の小学校の入学式に間に合わせて咲いてくれました。


 

<アーカイブ  祇園枝垂桜 円山公園


祇園枝垂桜 円山公園  1970年4月5日 撮影:今駒清則
Gion weeping cherry tree in Kyoto Maruyama Park, 1970. Photo : KOMMA Kiyonori

 京都・丸山公園のサクラの中でも最も美しいシダレザクラ、「一重白彼岸枝垂桜」と言うのですが「祇園枝垂桜」と呼んでいます。1970年の撮影。枝を支える支柱が目立ちますが今はありません。この頃からすると現在はちょっと淋しい枝ぶりになっています。


カエルと金山平三展


兵庫県立美術館のカエル  2012.4.7 撮影:今駒清則
Frog on the roof, Hyogo Prefectural Museum of Art. Photo : KOMMA Kiyonori

4月7日
 掲載する機会が無くて遅くなりましたが、この大きなカエル、美術館の大屋根の上にいます。


兵庫県立美術館のファサード  2012.4.7 撮影:今駒清則
Facade of The Hyogo Prefectural Museum of Art. Photo : KOMMA Kiyonori

 昨年秋に兵庫県立美術館へ出現したカエルは「美(み)かえる」と和洋折衷の名前。美術館から「美」をもちかえって欲しいという意味が込められているそうです。作者はオランダのフロレンティン・ホフマン氏。「神戸ビエンナーレ2011」にあわせて設置されました。幅約10m、高さ約8mでテント生地素材のバルーン構造で空気を送り込んで立体にしているオブジェです。屋根から飛出さないように後からロープで引っ張っている、ように見えるのも面白いですね。どこからでも見える特徴あるサインです。


六甲山が見える兵庫県立美術館のエントランス  2012.4.7 撮影:今駒清則
Entrance of the museum overlook Mt Rokko. Photo : KOMMA Kiyonori

 兵庫県立美術館では昨日「日本の印象派 金山平三」展のオープニングがあったのですが、所用で出られなかったので初日の今日出かけたものです。神戸市出身の画家金山平三の作品はここ兵庫県立美術館に多数収蔵されており、常設の記念室もあるのですが、今回の展覧会は各地にある作品をも集めて一堂に展覧したもの。穏やかな風景の印象派画家で好きな画家の一人です。美術評論家の萬木康博氏の「画家・金山平三の土台形成に関わる3つのこと-少年期、東京美術学校、そして滞欧経験」 のレクチャーがあったので途中で聴講、続けてゆっくり作品を見て回りました(5月20日まで開催)

 コレクション展は「美術をみる8つのポイント」(6月24日まで)として、膨大な収蔵作品を分類し分りやすく展示したもの、子どもにも興味を持ってもらいたいという願いがあるようですが、一度に多数の作家を見ることができる良い機会です。同時開催で「いわさきちひろ展」(5月6日まで)もあったのですが、閉館時間も迫ったので次回に。


 

初めてのコンパクトデジタルカメラ

 


Nikon COOLPIX S3300

4月8日
 Nikon COOLPIX S3300というコンパクトデジタルカメラを購入してみました。NikonですがMAIDE IN CHINAです。カメラは5×7からデジタル一眼レフカメラまで、それこそ売るほど持っていますが、この手のコンパクトカメラは今まで使ったことがないのでわざわざ購入したわけです。理由はまったくの初心者に写真を指導するため。最も簡単で安価なカメラを使っても写真が上手に撮れるようになってもらうためには、まずは自らがコンパクトデジタルカメラを使ってみないことには話は始まりません。

 このカメラ、今年2月に発売、価格は1万円ちょっと、画素数は1,600万画素、6倍ズーム、手ブレ補正付き、記録はJPEGのみ、重量は128g、タバコの箱程の大きさです。HDMIや外部フラッシュは使えませんが三脚穴はちゃんとついています。試し撮りでの画像評価は、デジタル一眼レフカメラの画像とは比較にならないほど悪く、写真展へのプリントは苦しいというところです。レンズはさほど悪くはなく光学画像にデジタル補正を加えているようでまずまずなのですが、JPEG画像圧縮が強くてモスキートノイズが目立つために画像が劣化してしまっているからです。ですがA4判程度までのプリントならなんとか見られることでしょう。

 いつも使っている絞り優先モードとか、シャッター速度優先モードというのが無く、絞り値やシャッタースピードを任意に選べなくてほとんどカメラ任せの自動撮影です。ただシーンモードというのがあり、撮影状況に合わせてモードを選べばそれに近い撮影ができそうですがまだそこまで使い込んでいません。ワイシャツのポケットに入れられる小型軽量さですから、いつも持ち歩いて撮影すると案外面白い使い方ができるかもしれません。もう少し使ってからまたレポートしましょう。それにこのカメラで撮影した写真は時々にここへ掲載することもあることでしょう。


 

桜 雨


霧かかる生駒山  2012.4.11 撮影:今駒清則
Mt.Ikoma fog flows. Photo : KOMMA Kiyonori

4月11日
 サクラ満開、終日春雨が降りました。遠い生駒山は霞んでいます。


桜雨  2012.4.11 撮影:今駒清則
Cherry blossom season rainfall. Photo : KOMMA Kiyonori

 河畔のサクラも強い雨で少しだけ花を散らしました。


 

大阪城内のブライダル写真撮影


大阪城天守閣 満開の桜  2012.4.12 撮影:今駒清則
Cherry blossoms bloom in The Osaka Castle. Photo : KOMMA Kiyonori

4月12日
 多事多端ながら満開のサクラに快晴なのでじっとしているわけにはいきません。ホームグランドの大阪城へ。サクラの撮影ポイントは分っているので光の状況を見ながら撮影に廻ります。相変わらずの写真ですが西の丸からはやはり最も美しい写真が撮れます。


派手な演出のブライダル写真撮影 大阪城内  2012.4.12 撮影:今駒清則
Bridal photography behave showy. Photo : KOMMA Kiyonori

 今日は「赤口」なのに結婚式が多いのか、城内のあちこちでブライダル写真撮影をしているのを見かけました。しかしこの派手な演出のブライダル写真撮影は中国か韓国から訪れたカップルの撮影で衆目を集めていました。


トリッキーな演出のブライダル写真撮影 大阪城内  2012.4.12 撮影:今駒清則
Tricky bridal photography. Photo : KOMMA Kiyonori

 こちらも外国からのカップル、花嫁が差し出した掌の上へ乗っているように見せるために花婿が何度もジャンプしています。いろいろと工夫を凝らしていますね。彼ら花嫁花婿は衣装をトランクに入れて来て、トイレで着替えて撮影に臨みます。


伝統的なブライダル写真撮影 大阪城内  2012.4.12 撮影:今駒清則
Traditional bridal photography of Japan. Photo : KOMMA Kiyonori

 こちらは城内にある豊国神社で結婚式をあげたカップル、日本のブライダル写真撮影はどれも代り映えしません。庭園かサクラの木の下で並んで撮影するのがほとんど。少し工夫があったのは小道具に日傘をさす程度です。いずれも観光客がこの周りを取巻いて見物しています。ちなみにこちらの観光客は台湾からの若い女性たち、大喜びで撮影していました。


 

コイのお昼寝 大阪城外堀 


コイの群れ 大阪城外堀  2012.4.12 撮影:今駒清則
Herd carp in The Osaka Castle, . Photo : KOMMA Kiyonori

4月13日
 昨日、丸一日撮影で歩き回っていたので顔が日焼けしてすっかり黒くなりました。それに足の疲れが。それでも朝から奈良へサクラの撮影に出ようと思ったのですが空が曇っていたので中止。曇り空ではサクラの花が奇麗に見えません。それで終日依頼された仕事と、昨日の写真データの整理と現像で過ぎました。

 写真は大阪城外堀で見かけたコイの群れ、ほとんど動かずにジッとしています。水面には梨子地蒔絵のようにサクラの花びらが散っていました。


 

web 飛騨高山 2012 春の高山祭


高山 宮川朝市の賑わい 2012.4.14 10:01 高山印刷ライブカメラ映像より
Miyagawa morning market to prosperity, Live photos of the camera

 


高山 宮川朝市の賑わい 2012.4.14 10:01 高山印刷ライブカメラ映像より(拡大写真)
Miyagawa morning market to prosperity (Enlarge photo of live came)

4月14日
 飛騨高山・春の高山祭が始まりました。今日と明日です。今回は残念ながら出かけられなかったので、仕事中に高山印刷さんのライブカメラとUSTREAMの「LIVE HIDA-TAKAYAMA」で祭を味わうつもりです。

 ライブカメラでは鍛冶橋の上を傘をさした観光客がしきりに通行し、宮川沿いの朝市も大変に賑わっているのが見えます。昨年は東日本大震災の影響なのか人出がとても少なかったのですが、今年は元に戻ったようでなによりです。
 ただ今日は雨が降って祭のほとんどが中止のようです。朝の日枝神社での例祭(山王祭)は行われたはずですが、神輿の御巡幸と町内・陣屋前の屋台曳き揃えは中止、屋台は各町内の屋台蔵に納めたまま扉を開けて公開。からくり屋台の三番叟、石橋臺、龍神臺は蔵の中で午前11時と午後3時にからくり奉納が行われたもようです。

 ライブカメラでは午後5時頃には雨も止み薄日もさしていますので、屋台が出て夜祭が行われるかもしれません。夜祭があればライブカメラでも例年午後7時頃に遠くに見える赤い橋の中橋を提灯をつけた屋台が渡り、午後7時半頃から手前の鍛冶橋を屋台が渡ります。夜祭があると良いですね。(午後5時30分記)

午後7時、中橋の上に夜祭の提灯をつけた屋台が並んでいるのが見えます。夜祭が始まりました。
(午後7時10分記)

午後7時28分、鍛冶橋の街路灯が消灯され暗くなりました。間もなく屋台が橋を渡ることでしょう。USTREAMの「LIVE HIDA-TAKAYAMA」は宮川の水音が良く聞こえます。屋台の囃子も聞こえるでしょうか。
(午後7時30分記)

 


高山 鍛冶橋を渡る屋台 2012.4.14 19:54 高山印刷ライブカメラ映像より
Floats across the Kajibashi bridge, Live photos of the camera

 

 午後7時46分、先頭を飾る神楽臺が鍛冶橋を渡りました。同50分に二台目の三番叟が、その後52分、54分、57分、8時2分、6分、11分、15分、22分、26分と屋台が続き、最後の12台目の麒麟臺が渡ったのは8時31分。45分間にわたって提灯を灯した屋台がゆっくりと鍛冶橋を渡りました。見ていたUSTREAMでは水音に混じって時々太鼓の音や、かすかに笛の音も聞こえて、一年ぶりの春祭の臨場感を味わったことでした。
(ライブカメラからキャプチャーした上の写真は、暗くて見えない橋を見える程度に明るくする画像処理をして掲載しています。)

 午後8時34分に街路灯が点灯されて橋は明るく見えるようになり、屋台はこの後安川通りを通って上一之町の順道場ヘ向い、そこで曳き別れて各町内へ帰ります。

 明日はお天気が良さそうなので屋台は上一之町とさんまち通りに並び、陣屋前ではからくりが奉納され、御巡幸も旧町内をくまなく巡って、つつがなく執り行われることでしょう。(午後8時50分記)


 

春の野


タンポポ (ソフトフォーカスレンズで撮影)  2012.4.15 撮影:今駒清則
The Dandelion, Shot in soft focus lens. Photo : KOMMA Kiyonori

4月15日
 里近い野原に行くとタンポポが綿毛をつけて今にも飛ぼうとしています。レンゲソウも花盛りです。


レンゲソウ (ソフトフォーカスレンズで撮影)  2012.4.15 撮影:今駒清則
The Chinese milk vetch, Shot in soft focus lens. Photo : KOMMA Kiyonori

 ソフトフォーカスレンズで撮影した写真です。デジタル画像処理でも同様にできますが、最初からソフトフォーカスレンズで撮影したほうが早いですね。レンズは「sima SF lens」で100mm F2 というレアもののソフトフォーカスレンズ。単玉で鏡銅にヘリコイドが無いので手で鏡銅を伸縮させてピントを合わせます。実にシンプルなレンズです。付属品には光量とボケ量の調節用に「f4」と「f5.6」の絞り板と「NDフィルター」があります。掲載した写真は「f4」を装着して撮影したものです。もうメーカーが無いようなので「カメラの極楽堂」さんのホームページにこのレンズの写真がありましたのでご紹介します。なお昔に市販の虫メガネで自作した「虫メガネ・ソフトフォーカスレンズ」も持っていますが、自作の方が描写が良く、いずれここに掲載します。


 

近江八幡の春 2012


水郷のサクラ 近江八幡  2012.4.18 撮影:今駒清則
Cherry blossoms blooming in the Omihachiman lakeside district. Photo : KOMMA Kiyonori

4月18日
 近江の水郷、近江八幡のサクラが満開でした。ヨシが生い茂っていた湖が田畑になり、その中に造られた水路にはサクラの並木が水面を桜色に染めていました。


近江八幡の水郷  2012.4.18 撮影:今駒清則
Japanese-style boat goes lakeside district. Photo : KOMMA Kiyonori

 手漕ぎの和船が観光客を乗せてゆっくりとヨシの中を行きます。


近江八幡 多賀町、大杉町付近の八幡掘  2012.4.18 撮影:今駒清則
Hachiman-bori Canal in the city of Omihachiman. Photo : KOMMA Kiyonori

 八幡城の堀でもあった八幡掘はきれいに整備されてここも観光のお客さんでいっぱいです。


近江八幡 多賀町、大工町付近の八幡掘  2012.4.18 撮影:今駒清則
Hachiman-bori Canal was blooming cherry. Photo : KOMMA Kiyonori

 八幡掘の一角、「かわらミュージアム」あたりのサクラも満開でした。


近江八幡 白雲橋のサクラ  2012.4.18 撮影:今駒清則
Cherry trees in full bloom. Photo : KOMMA Kiyonori

 氏神さまの日牟禮(ひむれ)八幡宮で結婚式をあげた新郎新婦のブライダル写真撮影風景、社前の白雲橋もサクラ満開、しあわせ満開です。


近江八幡 八幡掘の新町浜  2012.4.18 撮影:今駒清則
Old house located along the Hachiman-bori canal. Photo : KOMMA Kiyonori

 八幡掘で最も有名な新町浜、その近くにある商家、栄えた近江商人の息吹が伝わってきます。


近江八幡 船木町の八幡掘  2012.4.18 撮影:今駒清則
The Hachiman-bori canal is not a tourist destination. Photo : KOMMA Kiyonori

 観光客で賑わう八幡掘も「濱別院(佛光寺八幡別院)」付近まで来ると、静かな暮らしのある風景になります。


近江八幡から望む安土山(左)と繖山(右)  2012.4.18 撮影:今駒清則
From Omihachiman Azuchiyama (left) and Kinugasayama (right). Photo : KOMMA Kiyonori

 再び水郷の北之庄辺りを訪れてみると、安土城と繖山(きぬがさやま)観音寺城が西の湖の向こうに見えました。この地で活躍した武将たちの栄枯盛衰が偲ばれます。


 

生駒山にもサクラが


大阪市からの生駒山遠望  2012.4.21 撮影:今駒清則
Mt.Ikoma see in the distance from the city of Osaka. Photo : KOMMA Kiyonori

4月21日
 低気圧の影響で雨が降るという天気予報で出かけずにデスクワーク、しかし風は少し強いもののお天気は良いまま、雨雲は予報より遅れているようです。
 風のせいか遠くの視界は良好。生駒山がくっきりと見えています。山腹にちらほらと白いものが見えるので、望遠レンズで見るとサクラようなので撮影、しかし18Kmほども離れているのでモヤと大気のゆらぎでご覧のようなモヤモヤとした写真になりました。超望遠撮影は冬に限りますね。


 

夜の生駒山


大阪市から夜の生駒山遠望  2012.4.22 撮影:今駒清則
Mt.Ikoma night see in the distance from the city of Osaka. Photo : KOMMA Kiyonori

4月22日、日曜日
 終日雨降り、夜には雨が上がりましたが、遠い生駒山にはまだ霧雲がかかっていました。


 

黄砂の太陽


黒点が多い太陽  2012.4.24 撮影:今駒清則
Many solar sunspot. Photo : KOMMA Kiyonori

4月24日
 晴れているのにぼんやりと霞んで遠くの山がまったく見えません。黄砂の襲来、と言うほどではないのですが大阪の視界は7Km程でした。もっと酷い時は日中の太陽が銀色に見えますが今日はそれ程でもなく、日没の太陽がいつもより早く黄色くなって六甲山にかかることなく途中で消えてしまいました。

 5月21日の金環日食のリハーサルをぼちぼちしたほうが良いかと考えてはいるのですが、なかなか時間がとれません。リハーサルではないのですが写真は今日のその夕陽、黒点がかなり出ていて活動は活発なようです。クリアな天気ならもっと沢山見えていたことでしょう。

 明日の夕方は月と金星が接近して見えるはずです。楽しみですね。


 

<アーカイブ 大和> 吉野山の桜


吉野山の桜  1970年 撮影:今駒清則
Cherry blossoms at Mt.Yoshino. Photo : KOMMA Kiyonori

サクラの名所、奈良・吉野山のサクラ、「一目千本」と言われるだけあって春の吉野山はサクラの花で満たされます。(紹介:「吉野山観光協会ホームページGoogle Map


 

春 雨


霞む和泉葛城山  2012.4.26 撮影:今駒清則
Mt.Izumi-Katsuragi was hazy. Photo : KOMMA Kiyonori

4月26日
 春らしい雨が降りました。大阪府の南、和歌山県との境に連なる和泉葛城山系も雨で霞み霧が立っていました。


 

web 飛騨高山の春 2012

 


飛騨高山 春の北アルプス 2012.4.28 高山グリーンホテルライブカメラ映像から 今駒清則
Alps seen from the Hida-Takayama.
Live video camera to create panoramic photos from Takayama Green Hotel. create : KOMMA Kiyonori

 

4月28日
 暖かくお天気も良いので飛騨高山の様子をライブカメラを見るとサクラ満開。すぐ行って撮影したいところですがなかなかそうはいきません。いつも見る高山印刷さんのライブカメラでは中橋や城山付近のサクラが白く輝いています。

 もう一つの高山グリーンホテルさんのライブカメラでは、東山の向こうに北アルプスの山々が雪を頂いて、春にしてはまずまずクリアに見えていましたのでライブカメラで映し出された映像をキャプチャし、その複数枚の画面をパノラマ合成してみました。高い山は左に黒部五郎岳(2,840m)、中央は笠ケ岳(2,897m)、右端は穂高連峰(奥穂高 3,190m)です。(写真をクリックすると拡大します)

 


飛騨高山 北山公園のサクラ 2012.4.28 高山グリーンホテルライブカメラ映像から 今駒清則
Cherry blossoms blooming in the Kitayama Park Hida-Takayama.
Live video camera to create panoramic photos from Takayama Green Hotel. create : KOMMA Kiyonori

 

 そのアルプスの下はサクラが満開、北山公園に咲くサクラ並木です。北山公園は戦国期の鮎崎城跡で、よく見ると主郭、曲輪などの痕跡が残っている山城です。観光客はあまり行かないのですが大きなシダレザクラがあったり、道へキジが飛出してくるなど散策には良いところです。右の木立は櫻山八幡宮の森、そしてお寺が並ぶ東山へ続いています。(写真をクリックすると拡大します)


3月 2012年4月 5月