このサイトにあるすべての写真と文には著作権や肖像権があります。無断転載をお断りします。   写真家 今駒清則のお知らせページ HOME

近況 2019年5月


 

奈良・興福寺で「藤原不比等公1300年御遠忌」
"The 1300 years annual memorial services for FUJIWARA Fuhito" in Nara KOFUKUJI


「藤原不比等公1300年御遠忌」での「祝詞奏上」 興福寺中金堂前 2019.5.3  撮影:今駒清則
"The 1300 years annual memorial services for FUJIWARA Fuhito". Photo : KOMMA Kiyonori

2019年5月3日
 奈良・興福寺の「藤原不比等公1300年御遠忌」に参りました。
 最近に再建された中金堂の壇上に不比等公(淡海公)の御影(鷹司家蔵)をまつり、その前庭で興福寺僧侶と春日大社神官が神仏合同で御遠忌を営んだものです。
 藤原不比等は大宝律令の制定、平城京遷都・造営、興福寺創建などの功があり、藤原氏の社である春日大社も参列して、「総礼(神職は再拝拍手)「清祓(修祓)」「献饌」「唄匿」「散華」「祝詞奏上」「追福歎徳文奉読」「舞楽」「読経」「宝号」「撤饌」「(貫首)挨拶」「総礼」という仏式・神式を織り込んだ式次第でした。

 


 

能楽写真家協会 能楽写真展 2019 のお知らせ
Association of Noh photographer, news of Noh photo exhibition 2019

 

2019年5月11日
 本年も能楽写真家協会主催の能楽写真展を開催します。今年は「能の至芸 人間国宝の芸」のテーマで、東京と大阪で開催します。内容は同一で巡回展です。

 今駒も出品していますので、どうぞお誘い合わせてお出かけください。
 

能楽写真家協会写真展 「能の至芸 人間国宝の芸」 写真は一噌流笛方・藤田大五郎師 撮影:吉越研 "Association of Noh photographer photo exhibition", The photograph is Rev. The flute position is FUJITA Daigoro , Photography: YOSHIKOSHI Ken       能楽写真家協会 能楽写真展 2019   「能の至芸 人間国宝の芸」
東京展 会期 6月21日(金)〜6月26日(水)   会場 オリンパスギャラリー東京  入場無料 開館時間 11:00〜19:00  (最終日は15:00閉館) 土・日曜日 開館   〒160-0023 東京都新宿区西新宿 1-24-1 エステック情報ビル オリンパスプラザ東京 JR 新宿駅/都営大江戸線 都庁前駅  
大阪展 会期 7月5日(金)〜7月11日(水)   会場 オリンパスギャラリー大阪  入場無料 開館時間 10:00〜18:00  (最終日は15:00閉館) 日曜日 休館   〒 550-0011 大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル オリンパス プラザ大阪 地下鉄中央線 本町駅から徒歩約3分  地下鉄四つ橋線 本町駅から徒歩約5分   
能楽写真展2019パンフレット(PDF) ダウンロード
能楽写真家協会

今駒清則 出品作品 (全作品カラー半切)

「弱法師」 シテ 豊嶋彌左衛門師 1970年1月25日 金剛定期能
「小鍛冶 白頭 シテ 後藤得三師 1970年3月29日 中日五流能
「羽衣」 ワキ(漁師) 松本謙三師 1973年4月7日 後藤得三喜寿記念能
「頼政」 シテ 豊嶋彌左衛門師 1975年4月26日 金剛定期能
「囃子方」 大鼓 安福春雄師
小鼓 幸宣佳師
藤田大五郎師
1976年3月28日 中日五流能
仕舞「清経」 シテ 後藤得三師 1976年11月14日 友枝会
狂言「察化」 太郎冠者 三世 茂山千作師 1978年2月25日 サンケイ観世能
「卒塔婆小町」 シテ 櫻間道雄師 1980年9月13日 丹波夜能
「片山幽雪師」 (当時 博太郎師) 1983年9月 京の自邸敷舞台にて
狂言「蝸牛」 太郎冠者 四世 茂山千作師
     
(当時 千五郎師)
山伏
野村萬(当時 万之丞)
1990年11月20日 茂山忠三郎狂言の会

 


 

森と池
Forest and Pond


森の小径 2019.5.11  撮影:今駒清則
Small road in the forest. Photo : KOMMA Kiyonori

2019年5月11日

 あれこれしなくてはいけない事が一杯あって、当然期限が近づいたものからしないといけないのですが、なかなかその段取りが難しくて、エイ!頭を切り替えるために車で大きな公園へ。
 私の好きな森の小径の散歩、白い絨毯のようなシロツメグサがいつもあるのですが今年はちらほらです。今は公園でも道がどこも舗装されていて残念なのですが、ここは大丈夫。

 


スイレン 2019.5.11  撮影:今駒清則
The Water lily. Photo : KOMMA Kiyonori

 池に出るとスイレンが歓迎してくれました。

 


カキツバタ 2019.5.11  撮影:今駒清則
THE Rabbitear Iris. Photo : KOMMA Kiyonori

 カキツバタも花を見せてくれました。


アオスジアゲハの吸水 2019.5.11  撮影:今駒清則
Water absorption behavior of the Graphium sarpedon. Photo : KOMMA Kiyonori

 いつも忙しいように飛び回るアオスジアゲハが、吸水で水溜りに留まっていてくれました。

 


 

百舌鳥・古市古墳群 世界遺産登録へ
World Heritage Site registered with "MOZU and FURUICHI Ancient Tombs"


百舌鳥古墳群の西部地域 2000年  撮影:今駒清則
The western region of the Mozu Tonbs Group. Photo : KOMMA Kiyonori

2019年5月14日

 大阪府の百舌鳥・古市古墳群が今後世界遺産に登録されることが今日決まりました。
 住宅にとり囲まれているために登録は困難かと思われましたが、かえって遺跡がしっかり国民に護られている、というように理解されたようです。
 写真は2000年にヘリコプターから撮影した堺市の古墳群、下(南)の前方後円墳は上石津ミサンザイ古墳(宮内庁は履中天皇陵と比定)、中央は大仙公園、その上が大仙陵古墳(仁徳天皇陵に比定)、上左が南海堺東駅付近の堺市街地。

  


堺市役所から望む大仙陵古墳付近 2018.8.30  撮影:今駒清則
Ancient tombs seen from Sakai City Hall. Photo : KOMMA Kiyonori

 この大仙陵古墳は三重の周濠に囲まれていて、巨大なために近くで見ても森にしか見えません。現在高いところから見るには堺市役所の最上階が最適ですが、墳丘は見えるものの周濠は見えません。(写真は手前が陪冢の永山古墳、その向こうが大仙陵古墳、さらにその向こうが御廟山古墳、遠くの山あいが和歌山へ続く紀見峠です)
 結局ヘリなど上空からでないと前方後円墳の全貌は分らないために、報道では一部の旅行社がヘリによる遊覧飛行ツアーを計画しているとか。
 しかし古墳群の周囲はどこも住宅地、遊覧ヘリが飛び交えば騒音や安全性に問題が生じます。このあたりをどうするのか、堺市は登録を喜んでばかりはいられません。

 それに上石津ミサンザイ古墳(履中陵、5世紀初頭築造)は、父親の陵墓と比定されている大仙陵古墳(仁徳陵、5世紀中期築造)より古い古墳である、と出土品により専門家の意見は一致しています。
 今回の世界遺産登録では審査基準の一つである「真実性」はどうも不問にされたようで、天皇陵とされている古墳は宮内庁が管理しているために学術的な調査が制限されていて学問上のネックになっています。この世界遺産登録を機に歴史的「真実性」を明らかにできるよう声をあげたいものです。

  


 

夕虹
Reinbow to the sunset


夕虹 2019.5.14  撮影:今駒清則
Reinbow to the sunset. Photo : KOMMA Kiyonori

2019年5月14日
 暑い日が続いていましたが今日は雨、本降りです。
 夕方に小雨になったら突然真赤な夕照となり、これは虹が出るかも、とカメラを持って待ち構えていたら予想通りに赤く照された街の向こうに虹が立ちました。
 手前の建物が邪魔で虹全体が撮れないので、見える所へ出かけようと準備しているうちに日没。当然虹は消えてしまいました。

 


 

散歩道
Promenade


京都御苑 梅林の小径 2019.5.25  撮影:今駒清則
Promenade, Kyoto Inperial Garden. Photo : KOMMA Kiyonori

2019年5月25日
 小径、と言うには少し幅広い気がしますが、ここも私の好きな散歩道。

 


 

いろいろに見える樹
Various looking tree


いろいろに見える樹 1 2012.6.24  撮影:今駒清則
Various looking tree 1. Photo : KOMMA Kiyonori

2019年5月25日

 京都御苑の端っこにある一本の大木。通りがかりに見るたび何かの形に見えます。上の写真は以前の2012年6月24日の項に掲載したもので、何かが吠えているように見えます。

  


いろいろに見える樹 2 2019.5.25  撮影:今駒清則
Various looking tree 2. Photo : KOMMA Kiyonori

 少し見上げる高さにある枝の造形、ちょっと可愛い顔に見えませんか。

 


いろいろに見える樹 3 2019.4.7  撮影:今駒清則
Various looking tree 3. Photo : KOMMA Kiyonori

 これも少し上にあるもので、何かが留まっているように見えます。

 


いろいろに見える樹 4 2019.4.7  撮影:今駒清則
Various looking tree 4. Photo : KOMMA Kiyonori

 何となく顔のような・・・。

 


2019年5月