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今駒清則・写真アーカイブ 1958年4月19日の日食 豊田市


<アーカイブ> 日食を観測する挙母高校の生徒 1958.4.19 撮影:今駒清則

 皆既日食が2009年7月22日にあります。マスコミも徐々に話題に取りあげてくるようになりました。真夏の11時前後の暑い時ですからすべてを観測したり撮影するのは一仕事です。私も一応撮影のリハーサルをしましたが、後は当日晴れてくれることを祈るばかりです。今回の日食は食分が大阪で0.82ですから最大の時に太陽の約8割が欠けることになります。これだけの日食はあまりありません。前回は半世紀前の1958年4月19日で、次回は2035年9月2日ですから人生でさほど無い機会でしょう。なので前に撮影した写真をアーカイブでここに掲載しました。

<アーカイブ> 日食時の樹木の影 1958.4.19 撮影:今駒清則

 前回の1958年は私が愛知県の挙母高校(現・豊田西高校)2年生の時で、屋久島、八丈島などでは金環食、ほかでは8割程度が欠ける日食でした。ちょうど昼休みの時間でしたから生徒は全員校庭で日食を観測しました。私は学校新聞の記事用にこれを撮影。が新聞に掲載したかどうかは記憶がありません。日食の時に樹木の影が三日月型になっているのを撮影したのですが、上の写真のようにあまり出来が良くなかったので残念、と覚えていましたので、それでこの時のネガをすぐに探し出すことができました。

<アーカイブ> 日食 1958.4.19 撮影:今駒清則

 この時のカメラは「コニレット2」、シャッターは一回ずつセットしなければならないのですが、こんな時は多重露光をしますのでかえって便利でした。レンズは標準レンズ、それでもなんとか写っています。web上でこの時の日食の写真を探してみたのですが見つからなかったので、これでも貴重な記録になる?のかもしれません。

(2009.7.18 今駒清則)

2009年7月22日の日食


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