阪神・淡路大震災の写真記録 震災の街 5 今駒清則のお知らせページ HOME

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震災の街 5
1995〜1998

 引続いて鉄骨造の集合住宅です。基本的な強度不足です。1階が店舗だったため壁が少なかったのが強度不足になった大きな原因だろうと推測しています。
 市中によくある1階が店舗、2階が居宅という木造2階建ての建物は阪神・淡路大震災では壊滅的被害を受けました。これも壁量の不足によるものと思われます。また多層階の集合住宅、ビルでは被害が低層階に集中していました。低層階の構造、基礎などの強度不足は激震で大きな被害をもたらします。
(2007.1.15記)

芦屋市の集合住宅
1995.1 ↓

 1階が店舗になっていたマンションの1階が座屈しました。1階は横倒しになり、2階以上はそのまま横に移動して落下、ほとんど傾くこともなく立っています。よほど運良く落ちたものとみえます。
 右の写真は反対方向から見た同じマンションですが、1階を見なければ気がつかない程度です。なお、ここも1階が店舗であったために地震の時は無人で被害はありませんでした。

反対側から見た建物


1995.5 →

 このマンションとその周辺もすっかり更地になっています。

1998.8

 同じ敷地にマンションが再建されました。周辺の住宅も再建が進んでいます。1階に店舗はなくごく普通のマンションです。1995.1の写真と同位置に建てられていますので、比較すると震災時のマンションが横に大きく移動していたことが分かります。

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