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近況 2012年7月


 梅雨の晴れ間


夕方の月  2012.7.2 19:12 撮影:今駒清則
Month of the evening. Photo : KOMMA Kiyonori

7月2日
 昨日1日の日曜日は土砂降りの中でご先祖さまの墓参りでしたが、明けて今日は何とか晴れ間が見えました。夕方の月も久しぶりのような気がします。


月の暈  2012.7.3 01:32 撮影:今駒清則
Halo of the month. Photo : KOMMA Kiyonori

 夜半、月に雲がかかると暈の虹が見えます。明日はまたお天気が悪くなることでしょう。


 

通天閣 開業100周年


通天閣の展望台  2012.2.28 撮影:今駒清則
Observatory of Tsutenkaku tower. Photo : KOMMA Kiyonori

7月3日
 大阪・新世界の通天閣が100周年を迎えて今日記念式典が行われたそうです。初代通天閣は1912(明治45)年7月3日に竣工、1943(昭和18)年に火災に遭い解体、再建された二代目通天閣は1956年(昭和31年)に完成、その後1996(平成8)年に改修工事行われれいます。


大阪・新世界  2008.5.28 撮影:今駒清則
Shinsekai area,Osaka. Photo : KOMMA Kiyonori

 昔の中国のような大きな縦書き看板が軒を連ねる新世界の中に通天閣があります。新世界は看板だけでなくあらゆる佇まいがレトロな感じで昔の大阪が残っている繁華街です。この夏から秋にかけて「新世界100年まつり」で盛り上がることでしょう。


 

展望タワーの入場料


東京スカイツリーの展望台  2012.6.10 撮影:今駒清則
Observatory of Tokyo Sky Tree. Photo : KOMMA Kiyonori

7月3日
 大阪の通天閣100周年が話題になっていますが、東京では東京スカイツリーの開業でタワーの人気が沸騰しています。そのスカイツリーの入場料金は高いと言われていますが、調べて見るとさほどでもないことがわかりました。どなたかが既にそのあたりを調べてwebに掲載されているのではないかと思い検索してみたのですが、なかなか見当たらなかったものですから仕方なく調べてみたものです。

 

主なタワー展望台の高さと料金比較

タワー名

 タワー
の高さ

  展望台
の高さ

  展望台
の標高

 入場料金

 入場料/m

東京スカイツリー 指定券

634m

450m

450m

3500円

7.78円

東京スカイツリー 当日券

634m

450m

450m

3000円

6.67円

東京タワー

333m

250m

270m

1420円

5.68円

海峡ゆめタワー

153m

143m

146m

600円

4.20円

ゴールドタワー

158m

127m

132m

  (30分)840円

6.61円

福岡タワー

234m

123m

125m

800円

6.50円

千葉ポートタワー

125m

113m

117m

410円

3.63円

瀬戸大橋タワー

132m

108m

111m

800円

7.40円

宇和海展望タワー

110m

107m

265m

410円

3.83円

タワーホール船堀

115m

105m

104m

無料

-

ツインアーチ138

138m

100m

119m

500円

5.00円

東山スカイタワー

134m

100m

178m

300円

3.00円

京都タワー

131m

100m

128m

770円

7.70円

グローバルタワー

125m

100m

160m

300円

3.00円

クロスランドタワー

118m

100m

132m

400円

4.00円

横浜マリンタワー

106m

91m

94m

750円

8.24円

通天閣

103m

91m

94m

600円

6.59円

神戸ポートタワー

108m

90.8m

93m

600円

6.61円

名古屋テレビ塔

180m

90m

105m

600円

6.67円

さっぽろテレビ塔

137m

90m

111m

700円

7.75円

五稜郭タワー

98m

90m

105m

840円

9.33円

博多ポートタワー

103m

70m

72m

無料

-

水と緑の館展望タワー

65m

56m

62m

600円

10.71円

別府タワー

90m

55m

57m

200円

3.64円

東尋坊タワー

不明

55m

95m

500円

9.09円

大洗マリンタワー

60m

55m

58m

330円

6.00円

銚子ポートタワー

58m

47m

51m

350円

7.02円

宇都宮タワー

89m

30m

185m

190円

6.33円

       

(2012年7月現在)

注: 「入場料/m 」は「展望台の高さ」に対する値です。また「展望台の標高」は国土地理院の「標高がわかるWeb地図」による標高に「展望台の高さ」を加えた値ですが、+−50cm程度の誤差があります。なおこの表には高層ビルの展望室は除外しています。

 

 この一覧表に掲載したタワーの入場料を展望台の高さで割った1mあたりの平均金額は6.4円(無料は除く)。つまり1m昇るのに必要な金額という訳です。東京スカイツリーの日時指定券は7.78円で平均よりはやや高いですが、当日券は6.67円ですので突出したものではなく相応の入場料でしょう。通天閣は6.59円ですからほぼ平均値、神戸ポートタワー、名古屋テレビ塔、福岡タワーあたりも同じ程度です。最も高価なのは岐阜・木曽三川公園の水と緑の館展望タワーで10.71円.。安価なのは名古屋の東山スカイタワーと別府のグローバルタワーの3円、それに無料の江戸川区・タワーホール船堀と博多ポートタワーです。なお余談ですが宇都宮タワーは展望台の高さが30mしかありませんが、高所に立地しているため展望台の標高が185mになり、この標高で計算してみると最も安い1.03円になります。


 

通天閣開業100周年と阪堺線開通100周年で


阪堺電車・阪堺線と通天閣 (2001年 写真集「OSAKA」から) 撮影:今駒清則
Hankai Railway and Tsutenkaku tower. Photo : KOMMA Kiyonori

7月3日
 大阪では通天閣の開業100周年を記念したさまざまな記念行事が行われていますが、その一つに阪堺電車(阪堺電気軌道)の阪堺線全線開通が100周年を迎えたことから、通天閣と阪堺電車とサークルKでタイアップした「なにわの味」の記念商品を発売するそうです。その中に
「阪堺電車承認 ちん電カレーパン 116 円(税込)●阪堺線全線開通100 周年を記念して、なにわの下町をイメージした昔ながらの懐かしいカレーパンです。●パッケージは、昭和3〜6 年に製造された通常運行する電車としては日本最古の車両をデザインしています。」と言うのもありました。この三者タイアップの意味はよく分りませんが、阪堺線が通天閣近くにあるからでしょうか。詳細は「阪堺電車ニュース(PDF)」をご覧下さい。
(なお阪堺電車は1897(明治30)年の大阪馬車鉄道株式会社で創業、1912(明治45)年4月に大阪〜浜寺間の阪堺線が全線開通しました。)


 

囲われた旧大阪中央郵便局


工事用防音壁パネルに囲われた旧大阪中央郵便局  2012.7.4 撮影:今駒清則
Old Osaka Central Post Office was enclosed in a soundproof wall panels for demolition.
Photo : KOMMA Kiyonori

7月4日
 JR大阪駅前の旧大阪中央郵便局の建物が解体工事用の防音壁パネルですっぽりと囲われました。


旧大阪中央郵便局  2009.6.4(再掲載) 撮影:今駒清則 
Old Osaka Central Post Office,2009. Photo : KOMMA Kiyonori

 1939(昭和14)年に吉田鉄郎の設計で鉄筋コンクリート造6階建で竣工、大阪の現代建築の雄として、また利便性の良さから大阪の人たちに親しまれていましたが、高層ビルに建替える計画で最近に解体工事が始まりました。これには「大阪中央郵便局を守る会」などが貴重な文化財として保存するように求めています。この6月18日には建築家らがこの建築物を重要文化財に指定するよう国に訴訟を起こしました。


 

大荒れの日


東の空の雷光  2012.7.7 2:40〜43 撮影:今駒清則
A bolt of lightning the eastern sky. Photo : KOMMA Kiyonori

7月6日
 西日本を中心に雨風の強い日、大阪でも雨が降り続き時々雷鳴。夜になって大阪上空を通過した雷さんで賑やかなことでした。
 この辺りの雷雲は明石付近から六甲山に沿って東進し大阪市の北を通って京都、滋賀方面に抜けるか、明石方面から淡路島を通り、和泉葛城山に沿って東進し奈良、和歌山方面に行くことがほとんどなので、大阪を通ることはあまり無いのですが今日は違ったようです。
 写真は雷雲が大阪を通りすぎた夜半に、生駒山の向こうへたて続けに落雷した3分間の雷です。その生駒山は雲で隠れて見えません。


 

アロエ「不夜城」の花


アロエ「不夜城」の花茎  2012.7.4 撮影:今駒清則
Scape with aloe bloom. Photo : KOMMA Kiyonori

7月7日
 「不夜城」というアロエがこのところ花を咲かせています。花茎はいつも三又槍のように3つに分れているのですが、今年は一つ多く4つになっています。6月28日の記事「
クモの捕食」のクモの巣はこれに架かっています。


アロエ「不夜城」の花  2012.7.6 撮影:今駒清則
Aloe flowers. Photo : KOMMA Kiyonori

 下から咲き、そして花を散らしていきます。なかなかきれいな花です。


 

節 電


関西電力の「節電」垂れ幕  2012.7.9 撮影:今駒清則
Publicity banner of "energy saving"
Kansai Electric Power Co., Inc. headquarters building.
Photo : KOMMA Kiyonori

7月9日
 高層ビルの二面に巨大な垂れ幕を掲げているのは中之島の関西電力本社。「
節電にご協力をお願いいたします。ご不便とご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。関西電力」とあります。大きさは天地が10階分もあり、梅田からでも「節電」の文字は読みとれます。
 昨年も「節電」でできるだけのことをしたので今年はもうできることはない、と思っていましたがそれでも考えて電気温水器の湯温を下げる、温水清浄便座の湯温と便座の温度を下げ、外出時や就寝時はタイマーをセットしてオフにするというのを実行しています。もともと冷気に弱い体質なのでエアコンは使わず外気と扇風機で過しているので、またこれ以上の「節電」と言われたら本当に困るのですが。しかしこれは関電に協力しているのではなくて、原子力発電所が無くても良いようにと協力しているのです。

 ところでこの関西電力の大飯原発再稼働に先頭切って反対していた橋下徹大阪市長が突然豹変し容認、民主党政権を批判して国政レベルで改革、と言っていたのにこれまた突然に野田首相を讚えると言うように場当たり的な態度でどうにも訳が分りません。どうもパフォーマンスで大衆ウケを狙っているようで、どこまでが本心なのかその本気度が疑われます。これで信用できる人物と思えるでしょうかね。府知事時代に大阪文化のインフラをかなり破壊してきたのに、今度は大フィル、中央図書館、文楽協会をターゲットに、もともと能楽や文楽などの古典には全くの素養の無い人物なので、価値が分らない上に文化・芸術を「費用対効果」で計るというとんでもない信条を持っているものですから全く困ったものです。人気があるうちに早く国会議員にでもなって大阪から出て行って欲しいものです。


 

夏近し


セミの穴  2012.7.10 撮影:今駒清則(Nikon S3300で撮影)
Cicada exit hole. Photo : KOMMA Kiyonori

7月10日
 朝にセミの鳴くのが聞こえたような気がしたので夕方の散歩で近くの公園に行ってみました。樹の根元にはセミが出てきた穴が所どころにあります。


セミの抜殻  2012.7.10 撮影:今駒清則(Nikon S3300で撮影)
Husk of a cicada. Photo : KOMMA Kiyonori

 セミを探すのですがなかなか見当たりません。それでも抜殻が幾つか見つかりました。この辺りはクマゼミが多いので多分それでしょう。クマゼミは午前中しか鳴かないので夕方では鳴声で居場所を探すことができません。


 

生駒山の日の出


生駒山の日の出  2012.7.11 05:04 撮影:今駒清則
Sun rises from the Mt.Ikoma. Photo : KOMMA Kiyonori

7月11日
 昨日から仕事に集中してしていて、気がついたら東の空が赤くなっていました。まさに日の出寸前。すぐに望遠レンズで撮影。今日の大阪の日の出時刻は4時53分ですが、生駒山から太陽が顔を出したのは5時1分、8分ほど山に隠れていた訳です。日中のお天気は良かったのですが今夜からまた強い雨の予報です。


 

九州の豪雨


金剛山 雨上がり  2012.7.12 撮影:今駒清則
After the rain, Mt.Kongo. Photo : KOMMA Kiyonori

7月12日
 朝から九州地方では豪雨による警報や避難の呼びかけがあると伝えていました。大阪では時々強い風と小雨で済みましたが、熊本県、大分県の阿蘇周辺では河川の氾濫で大きな被害が出ています。

 


国土交通省「川の防災情報」の「洪水予報 水位周知河川」で氾濫情報が出された
白川の熊本市・代継橋の水位の経緯 2012.7.12 10:50
Water level information of Shirakawa river

 


模型センター日教社ライブカメラから 熊本市・代継橋 2012.7.12 10:23
Live camera of Shirakawa river

 

 最近は災害に対するハザードマップや災害予測、また現状をリアルタイムに伝える情報が各省庁や市町村からwebで細かく伝えてくれるようになりました。今回のように豪雨による場合は「アメダス」や、国土交通省の「災害情報」の「川の防災情報」などから素早く知ることができます。また各地に設置された河川監視カメラや民間のライブカメラからもリアルタイムに現地の状況を知ることもできます。

 掲載の表と写真は今日12日午前10時半前後の熊本市中心部にある代継橋衛星写真地図の状況で、上は国土交通省の「川の防災情報」で、氾濫情報が出された白川の熊本市・代継橋の水位を伝える情報です。これによると午前3時頃から急速に水位が上昇し、午前6時頃には氾濫危険水位の5mを超え、午前10時30分には最高の6.3mにもなっています。また下の写真はその頃の同橋を模型センター日教社ライブカメラの映像で見たものです。この頃はこの橋から直線で5.6km程上流の龍田陳内付近一帯衛星写真地図が冠水し大きな被害が出ていました(読売新聞記事 2012年7月12日「熊本・大分で記録的豪雨、白川流域全世帯に一時避難指示」、同記事 PDF)。

 PCによる「検索」で求めたい情報はかなり入手できますので災害に備えて調べブックマークしておきましょう。またテレビの「データ放送」やモバイルでも災害の情報を簡単に知ることができるようになってきましたので、これも大いに利用したいものです。

 <7月13日追記:なお熊本市が龍田地区に避難指示を出したのは午前9時20分(熊本日日新聞・くまにちコム記事 2012年7月13日「避難情報遅れる 熊本市、白川流域周辺」、同記事PDF)なので恐らくは冠水してからの発令と思われます。>

 <7月15日追記:気象庁は2012年7月11日〜14日に熊本県、福岡県、大分県、佐賀県などを襲ったこの豪雨を「平成24年7月九州北部豪雨」と命名しました。>


 

大きな黒点群


大きな黒点群  2012.7.12 18:50 撮影:今駒清則
Large sunspots. Photo : KOMMA Kiyonori

7月12日
 夕方に雲が切れて沈む太陽が少しだけ見えました。ちょっと気になったので望遠レンズで見るととても大きな黒点群が出ています。今までこれほどの黒点は見たことがありません。このところ悪天候続きで太陽をあまり見られないのですが、しばらく観察してみようと思います。


 

今年初めての「猛暑日」


入道雲と生駒山  2012.7.15 撮影:今駒清則
Cumulonimbus behind the Mt.Ikoma. Photo : KOMMA Kiyonori

7月15日 日曜日
 梅雨前線の豪雨も納まったのか、雲はあるものの大阪は朝からまずまずの晴れ、しかし蒸し暑い日で最高気温33度
(自宅)を記録しました。気象庁は「高温注意情報」を出し今年初めての「猛暑日」となりました。室内気温も32度、夜も30度です。
 あちこちに入道雲が出ていましたが、真夏のように高層まで発達することなく途中で引っ込んでしまうのがほとんどでした。


 

猛暑日の彩り


底が平らな積雲  2012.7.16 (偏光フィルター使用)撮影:今駒清則
Cumulus Clouds. (Use a polarizing filter) Photo : KOMMA Kiyonori

7月16日 海の日
 「海の日」なので海の写真でも、と思っていましたが、あまりの暑さで出かけるのが厭になりデスクワークをしかけましたが、今日の空はとてもクリアで青空も実にきれいなスカイブルー、そこへいろいろ面白い雲が流れてくるので終日雲を撮影。


彩雲  2012.7.16 撮影:今駒清則
Atmospheric Optics. Photo : KOMMA Kiyonori

 現われるだろうと待っていた彩雲もあり、「海の日」が「空の日」になりました。


 

アーカイブ 京 > 祇園祭 山鉾巡行


<アーカイブ> 京都 祇園祭 山鉾巡行  1969年7月17日 撮影:今駒清則
Gion-Mtsuri Festival. Photo : KOMMA Kiyonori

7月17日
 梅雨明けになった今日は快晴の猛暑日、朝は祇園祭のハイライトの山鉾巡行でした。四条烏丸から四条河原町までの間が正式な巡行、四条河原町の交差点で東方の八坂神社を遥拝して山鉾は河原町通りを北に向かい、各町内へ帰って行きます。その四条河原町付近から1969(昭和44)年に4×5カメラで撮影した巡行。四条通りは高いビルも無く、大丸百貨店付近に1997(平成9)年に廃業した「山一證券」の看板も見えます。


 

ナショナル ネオ ハイトップ乾電池


ナショナル ネオ ハイトップ乾電池  2012.6.18 撮影:今駒清則
National NEO Hi-Top Batteries. Photo : KOMMA Kiyonori

7月17日
 ハンダ付けをする必要があって久しぶりにハンダ鏝を出し、ついでにテスターのリード棒のコードが断線していたのを思い出してこちらもハンダ付け。このテスター、昔のもので見ると保証期間が1973(昭和48)年1月になっているので40年前のHIOKIのTH-L33Dなるアナログのテスターで、調べてみたら当時の標準価格が2.880円でした。最近はテスターをあまり使っていないのですが、中に乾電池が入れてあるのでいい加減に交換しないと、と思いテスターのネジを外して乾電池を取り出してみるときれいなままです。よくある液漏れを覚悟していたのでなにか拍子抜け。乾電池はマンガン単3の「ナショナル ネオ ハイトップ」、「90-07」と押字してあるので多分25年程前の製品。電圧は無負荷で1.6Vありました。入れっぱなしでしたが過放電を起こしていなかったのと、電解液がアルカリ液でなかったので液漏れやサビはなかったのでしょうが、それでもなかなか立派なものです。今は同製品が「パナソニック ネオ」として販売されています。


 

高演色性蛍光灯


美術館・博物館用蛍光管  2012.7.17 撮影:今駒清則
The Fluorescent tubes for Museums. Photo : KOMMA Kiyonori

7月18日
 忙しいのが少し楽になったので後回しにしていたあれこれを片付けています。今回は蛍光灯。仕事部屋の蛍光灯はPCモニターの環境光やカラー写真の色を評価するのに高演色性の蛍光灯を使っていますが、少しくたびれてきたようなので全部新しいのに交換しました。蛍光管は美術館・博物館用の「パナソニック FL20S・N-EDL・NU」(メーカーカタログ PDF)、20形直管、演色AAA、Ra99、昼白色、色温度5000K、850lmという仕様。色を見るのには色の再現性の良い光で評価する必要がありますが、これは平均演色性能Raが99ですので太陽光(Ra100)に近い性能です。
 明るさと光質を維持するために直管用照明器具の半透明カバーを外し、見苦しいですが蛍光管を剥き出しにしています。ただこの直管用の照明器具が最近店舗では見当たらないようになってきました。また省エネ、節電でLEDにしたいところですが、現段階ではLEDの演色性能が低いために適していません。改良が進めばいずれはとって替わることでしょう。


 

オーディオ スピーカーの交換


ダイトーボイス DS-16F スピーカー(裏面)  2012.5.20 撮影:今駒清則
DAITO-VOICE DS-16F Speaker. Photo : KOMMA Kiyonori

7月18日
 25年ほど前に購入したブックシェルフタイプのオーディオスピーカーが数年前から音が悪くなってきたので、他のスピーカーに換えて仕舞込んでいたのですが、最近それを引っ張り出して中を見ると、スピーカーのエッジに使われているウレタン素材が経年劣化してボロボロになっていました。スピーカー自体は竹繊維素材の振動板なのでエッジだけを交換修理するのも良いかなと思ったのですが、面倒になってとりあえずスピーカー本体を交換することに。
 大音量で聴くわけでもなく、ごく普通に軽く鳴らしているだけなので、安くて良いものは、と探してみると「ダイトーボイス DS-16F」が人気とのこと。フルレンジ16cm、8Ω、10W、パワーは少ないもののまあピッタリです。かっての名品「ダイアトーン」の再来とか、早速注文し交換してみると誂えたように何の加工をすることもなくセット
(写真)できました。エンクロージャー(ボックス)は15Lのバスレフです。
 鳴らしてみるとあの「ダイアトーン」の素直さには敵わないですがまずまずの音、普通に鳴っています。ただ低音の締まりが足りない感じ。容量不足もあってエンクロージャーとのマッチングがあまり良くないのかもしれません。しばらくエージングして慣れてきたら何か方法を考えましょう。

  参考サイト:Yusa Audio Project さんの「エッジ修復」ページ
  参考サイト:コイズミ無線さんの「ダイトーボイス DS-16F」販売ページ


 

雲の巨人


巨人現る  2012.5.20 撮影:今駒清則
Cloud in the shape of a giant. Photo : KOMMA Kiyonori

7月19日
 太陽が入道雲の向こうに沈み、しばらくすると入道雲が散けて犬を連れて散歩する巨人が現われました。


 

幻 日


左側の幻日  2012.7.22 撮影:今駒清則
Parhelion on the left. Photo : KOMMA Kiyonori

7月22日 日曜日
 薄い雲でにじんだ光になった太陽の左右に幻日が現われました。上に環天頂アークが現われないかと期待したのですが、現われないままでしばらくして幻日も消えていきました。


 

頭巾雲


頭巾雲(偏光フィルター使用)  2012.7.27 撮影:今駒清則
Pileus cloud. Photo : KOMMA Kiyonori

7月27日
 暑い日が続き各地で今年の最高気温を更新しています。空にはあちこちに入道雲が現われては消え、また現われては消えてゆきます。なぜか今年はその入道雲が成層圏近くまで発達するような巨大な雲にならず、途中で勢いが無くなってしまうことが多いようです。それらの入道雲はベール雲や頭巾雲を伴うことがあり、さまざまに変化する姿を楽しむことができます。雲頂に薄くたなびくベールをかぶった雲を頭巾雲と呼び、雲のあちこちにベールがたなびいているような雲をベール雲と呼びます。これができると入道雲の勢いはその辺りで止まり、風に流されて消えてゆきます。


 

入道雲に赤とんぼ


赤とんぼが来た  2012.7.30 撮影:今駒清則
Red Dragonfly came flying. Photo : KOMMA Kiyonori

7月30日
 入道雲があちこちに現われている空に赤とんぼが飛んでいました。街の中で、ベランダは40mほどの高さがあるのにまだ上を飛び回っています。


入道雲を見上げる  2012.7.30 撮影:今駒清則
Look up a thunderhead. Photo : KOMMA Kiyonori

 台風の影響なのか強い東風が吹き、その分遠方がクリアに見えて心地良い青空です。入道雲が大きく発達するのは気温が上がる午後に多いのですが、今日もその例にもれず午後遅く東の空に大きな入道雲が現われ、その下は雨が降っているようです。生駒山付近かと思っていたのですが、後でアメダスで確認すると生駒山の東側の奈良県側で発達した入道雲でした。入道雲はとても高さが高い雲なので隣県の入道雲でも近くにあるように見えます。


 

猛暑日が続く


今年の最高気温 36.5度 大阪市  2012.7.31 撮影:今駒清則
Followed by hot days. Photo : KOMMA Kiyonori

7月31日
 今日も東からの強風でベランダにある花の鉢が倒れてしまったので物陰に避難させました。強烈な陽射しと妙に暖かい風も吹いて、外気温は今までになく急上昇、このところの猛暑日でも33度程度だったのですが今年初めての36度オーバーです。


6月 2012年7月 8月