近況 2012年10月
東京駅の時計
東京駅正面 2012.8.27 撮影:今駒清則
Front of Tokyo Station. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月1日
辰野金吾が設計した東京駅が5年の歳月をかけて旧状に復元し耐震構造にして今日開業しました。写真は8月27日に撮影したものですが外観は完成状態です。正面アーチの中心はどのような時計なのかと楽しみにしていましたが意外にも時計は無く、元から円窓だったようです。
東京駅南ドームの時計 2012.8.27 撮影:今駒清則
Tokyo Station, Clock in the south dome. Photo : KOMMA Kiyonori
東京駅南ドームの時計 2012.8.27 撮影:今駒清則
Tokyo Station, Clock in the south dome. Photo : KOMMA Kiyonori
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時計は南側のドームにありました。北ドームも同様です。時計の直径は約1.5m、ローマ数字の文字盤です。
この東京駅は実はほとんどが東京ステーションホテルで、この南ドームをとり囲む2階、3階の部屋も客室になっています。(北ドームは2階がギャラリー、3階は客室です。)
以前にここへ宿泊したことがありますが、横に長いホテルなので南端にあったレストランまで延々と廊下を歩いて行った事を思い出しました。
夕焼けの雲
夕焼けの雲 2012.10.2 撮影:今駒清則
Sunset clouds. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月2日
このところ雲が多いので夕焼けがきれいです。真赤になる夕焼けも感動的なシーンですが、陽が落ちてから雲底が赤く染まる一瞬も好きです。
阪急梅田コンコース完成
阪急梅田・東西コンコースの西側(JR大阪駅方面)の入口。 2012.10.4 撮影:今駒清則
Western entrance of the East-West Concourse Umeda Hankyu.
Photo : KOMMA Kiyonori |
10月4日
大阪・阪急梅田の東西コンコースが10月2日に完成して3年ぶりに東西に通り抜けできるようになりました。
「JR大阪駅」東口から「阪急百貨店・うめだ本店」を通り抜けて「HEPファイブ」方向へのコンコースです。コンコースはLED照明になって大変に明るく気持ち良いのですが、東西通りにあってよく立寄っていたコーヒーショップが無くなっていました。
阪急梅田・コンコース交差点から南北コンコースを見る 2012.10.4 撮影:今駒清則
View from the north-south Concourse Concourse intersection Hankyu
Umeda.
Photo : KOMMA Kiyonori |
上の写真は南北のコンコースで東西コンコースと交差している所です。南北コンコースの中央にあった柱が無くなって広くなりました。左が「阪急32番街」、右が「阪急百貨店」で大きなショーウインドウがあった所ですがまだ準備中、フェンスに囲まれていますが20日頃に取り払われて11月21日に全面開業となる予定です。
かっての阪急梅田・南北コンコース 2000年 撮影:今駒清則
Hankyu Umeda north-south concourse of the year 2000.
Photo : KOMMA Kiyonori |
2000年に撮影した阪急梅田の南北コンコース。上の写真とは反対方向から撮影したもので、「阪急百貨店」のシンボルとなっていた南端のホール天井ですが今はありません。写真左下が「阪急百貨店」の大きなショーウインドウです。
太陽柱
太陽柱 2012.10.4 撮影:今駒清則
The Sun pillar. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月4日
太陽が雲の向こうに沈んでからその上に太陽柱が現われました。あまりはっきりした太陽柱ではないので注意していなければ見逃すことでしょう。太陽柱はあまり珍しいことではないのでよく見られる現象です。
ダイナミックな雲
流れる雲 2012.10.4 撮影:今駒清則
Like clouds flowing. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月5日
ちょっと厚めのうろこ雲が空いっぱいに広がって本格的な秋到来です。午後にうろこ雲を一直線に引き裂いてすじ雲をアレンジした青空の川が現われ、その下に雲が流れるダイナミックな空模様になりました。気流のなせる造形です。
月と木星が接近 2012年10月6日
月と木星が接近 2012.10.6 01:46 撮影:今駒清則
Jupiter near the Moon. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月6日
昨夜の月は木星が接近していました。夜明け前が最も接近するのですが眠くなってきたので01時46分の撮影です。左下に木星がありますが見えますでしょうか。
飛騨高山 2012 秋の高山祭
10月9日
日本一の「美祭」と言われる飛騨高山の秋祭、櫻山八幡宮の例祭です。
飛騨高山 秋の高山祭 八幡町を行く「鳳凰臺」 2012.10.9 撮影:今駒清則
"Hououtai" paraded through the town Hachiman, Takayama
Autumn Festival, Hida-Takayama.
Photo : KOMMA Kiyonori |
朝早く高山の町並みを屋台が進みます。神社前の曳き揃えに向かう絢爛豪華な「鳳凰臺」です。
飛騨高山 秋の高山祭 大新町を巡行する「鳳凰臺」 2012.10.9 撮影:今駒清則
"Hououtai" paraded through the town Ojin, Takayama
Autumn Festival, Hida-Takayama.
Photo : KOMMA Kiyonori |
9日の午後は大新町の越中街道(鰤街道)で屋台曳き廻しです。町内の屋台「鳳凰臺」には1855(安政2)年に谷口与鹿が指図し、弟子の浅井一之が彫った名作「谷越獅子」の彫刻が輝いています。
飛騨高山 秋の高山祭 「行神臺」の龍 2012.10.9 撮影:今駒清則
Dragon sculpture adorn the "Gyojintai", Takayama Autumn
Festival, Hida-Takayama.
Photo : KOMMA Kiyonori |
「行神臺」の屋台には新調された龍の彫刻が今年取付けられました。まだ二面だけですが数年先には三面に飾られるそうです。高山の屋台は江戸時代以来こうして少しずつ豪華な装飾を身に着けてきました。
飛騨高山 秋の高山祭 ご神幸 2012.10.9 撮影:今駒清則
"Goshinko" (God's outing), Takayama Autumn Festival,
Hida-Takayama.
Photo : KOMMA Kiyonori |
屋台の巡行に前後して八幡さまのご神幸の列が町内をくまなく巡ります。石を置いた榑葺くれぶき屋根の伝統から瓦屋根の少ない飛騨の町並みの中をゆっくりゆっくり進むのどかで優雅な祭です。
昨年の「第18回 入江泰吉と水門会写真展」に高山を取材した「飛騨高山綴錦〜祭の日〜」を発表しました。「写真家集団 水門会」のホームページの「水門会ギャラリー」に掲載していますのでどうぞご覧下さい。
クラゲ雲
クラゲ雲 2012.10.11 撮影:今駒清則
Jellyfish clouds. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月11日
すじ雲、巻積雲などが広がっている空のあちこちにクラゲのようにフアッと立ち上がっている雲が見えます。よく見るとすじ雲から立ち上がっているようで、離れるとまるでクラゲのようでした。
放射状雲
放射状雲 2012.10.12 撮影:今駒清則
Radiatus. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月12日
夕方の空に雄大な放射状雲。巻雲が並んでいるのでしょう。大空いっぱいに描かれたダイナミックな雲模様です。
「エル・グレコ展」 開幕
「エル・グレコ展」 国立国際美術館 開会のテープカット 2012.10.15 撮影:今駒清則
National Museum of Art Osaka of tape cut exhibition "EL
GRECO" Photo : KOMMA Kiyonori |
10月15日
なかなか見ることができなかったエル。グレコの作品が日本で展覧されます。エル・グレコの作品は国立西洋美術館と大原美術館に1点ずつあることで有名ですが、今回の展覧会では50点余がスペインのプラド美術館から、またメトロポリタン美術館、ボストン美術館などからも出展されるなど画期的な内容です。以前日本で開催された「エル・グレコ展」は四半世紀前ですからその希少さが分ります。大阪では明日16日(火)から12月24日(月・休)に中之島・国立国際美術館、東京は上野・東京都美術館で2013年1月19日(土)から4月7日(日)の開催です。
エル・グレコは日本では信長・秀吉・家康が活躍した時代に主にスペインで宗教画や肖像画を描いた画家。詳細は「エル・グレコ展」公式ホームページでご覧下さい。
山霧に包まれる生駒山
生駒山山上の山霧 2012.10.17 撮影:今駒清則
The summit of Mt. Ikoma mountain fog. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月17日
わりに良いお天気が続いていたのですが今日は朝から雨。遠くの生駒山も霧に包まれています。
雨雲が襲来 2012.10.17 (パノラマ) 撮影:今駒清則
Nimbus onslaught. Photo : KOMMA Kiyonori |
午後に西から分厚い雨雲がやってきました。夕方には西日本の太平洋側に大雨や洪水の警報、強風、雷、竜巻などの注意報が発令され、大阪でも激しい雨が降りました。
雨降り夕焼け
雨降り夕焼け 2012.10.18 撮影:今駒清則
Rainy sunset. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月18日
台風21号の影響なのか大阪では終日雨が降りました。夕方雨は降っているものの西の雲が切れて真赤な夕焼けになり、日没後も真暗な雨雲空の地平に一条の赤い光が永く続き、妖しい光を仄かに放っていました。多分強く降っている雨を透かして見えた夕焼けのためだろうと思います。今まで見たこともない珍しい夕焼けでした。
雲の影
雲の影 2012.10.19 撮影:今駒清則
Cloud shadow. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月19日
台風が来なかったので台風一過と言えるのかどうか、すっきりと晴れ渡った一日でした。日没の頃、夕空に雲が影を長く引いていました。
夕月
夕月 2012.10.20 撮影:今駒清則
Mon evening. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月20日
今日も好天。雲が無いと空の写真が撮れません。陽が沈んだので南の空の三日月が主役になりました。
ジョロウグモ
クモの巣 2012.10.21 撮影:今駒清則 (Nikon
S3300で撮影)
Cobweb. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月21日 日曜日
大きなクモの巣を見つけました。撮影で見通しのきく所を探しに雑木をかきわけて行くとクモの巣にあたることがあります。そんな時はできるだけ壊さないように避けるのですが、止むを得ず手で払いのけて行かなければならない時もあります。そんな時「悪いな」と声をかけます。でもこれだけ大きいとちょっと壊す気にならないですね。
この大きなクモの巣はジョロウグモの巣で、糸の張り方が普通のクモのように放射状・円形でなく漁網のような張り方です。今が最も大きい体形になる時期で巣も大きいのだそうです。クモは分りにくいのですが写真の右上にいます。
ジョロウグモ 2012.10.21 撮影:今駒清則
Nephila clavata. Photo : KOMMA Kiyonori |
カラフルでなかなかおしゃれなクモです。薄暗くて逆光だったので撮影した時は良く分らなかったのですが、撮影してから拡大して見るとその色合いやデザインに感心しました。
以前にベランダのアロエに巣をかけた小さなクモのことを掲載(「近況」バックナンバー2012年6月28日「クモの捕食」)しましたが、このジョロウグモはその小さなクモの10倍以上もある大きさです。なおその小さなクモはその後2ヶ月位ジッと餌が掛かるのを待っていましたが、余りに餌が掛からなかったためかいつの間にか姿が消えていました。
フェスティバルホール 甦った「牧神」レリーフ
10月23日
大阪・中之島に「中之島フェスティバルタワー」が11月6日に竣工します。2009年の「新朝日ビルディング」「フェスティバルホール」解体から3年、地上39階(38・39階は塔屋)、地下3階、高さ200mで中之島では最も高いビルです。
中之島フェスティバルタワー(中央) 筑前橋から東を望む 2012.10.15 撮影:今駒清則
Nakanoshima Festival Tower (center), View from the Chikuzen-bashi. Photo
: KOMMA Kiyonori
フェスティバルホールが消えた風景 筑前橋から東を望む 2010.1.15 撮影:今駒清則
Landscape Festival Hall is gone, View from the Chikuzen-bashi. Photo
: KOMMA Kiyonori
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「中之島フェスティバルタワー」にはもちろん「フェスティバルホール」(4F〜8F)があります。最上階の37Fにはカンファレンスルームの「フェスティバルスイート」とフランス料理「ラ・フェット
ひらまつ」、上階はオフイスゾーン(16F〜36F)、朝日新聞社(9F〜13F)、ロビーとなる「スカイロビー」(13F)、下層階にはレストランや商業施設の「フェスティバル・プラザ」、それに珍しく保育所「キッズ スクウェア」などが設けられ、11月28日から順次オープンして行く予定で、それに伴いレリーフのライトアップや「スカイロビー」での映像ショー、1F大階段をステージとしたショーなどのイベントも開催されます。
新「フェスティバルホール」部分を栴檀木橋から望む 2012.10.15 撮影:今駒清則
New Festival Hall, View from the Sendannoki-bashi. Photo : KOMMA
Kiyonori
かっての「フェスティバルホール」を栴檀木橋から望む 2009.3.17 撮影:今駒清則
Old Festival Hall, View from the Sendannoki-bashi. Photo : KOMMA
Kiyonori
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大阪市中央公会堂や大阪府中之島図書館へ渡る「栴檀木橋せんだんのきばし」から土佐堀川の下流を眺めると右岸に中之島のビル群が望めます(衛星写真地図)。写真手前は「淀屋橋」、「阪神高速道路」の向こうに「フェスティバルホール」、「朝日新聞大阪本社ビル」などが並んでいます。「朝日新聞大阪本社ビル」と北隣りの「大阪朝日ビル」は「フェスティバルタワー」と同様なツインの超高層ビルに今後建替えられる予定です。
新「フェスティバルホール」南壁面、「錦橋」から 2012.10.15 撮影:今駒清則
South wall of the new Festival Hall, Nishiki-bashi. Photo : KOMMA
Kiyonori
旧「フェスティバルホール」南壁面。左は「新朝日ビルディング」 2008.2.25 撮影:今駒清則
South wall of the old Festival Hall, ShinAsahi Building left. Photo
: KOMMA Kiyonori
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「フェスティバルホール」は1958(昭和33)年にオープンし、日本一の音楽ホールとして定評がありました。それはホールの響きが当時としては大変に良かったからに他なりません。今回の改築でもその音響特性を維持し、客席規模は以前と同程度ながら客席椅子の幅や前後間隔をやや広くしゆったりさせています。舞台の高さは旧ホールの1.14倍、奥行きは1.4倍になり、舞台袖やオーケストラピットも拡幅されて舞台総面積は約2倍の規模になり、楽屋も1.7倍に、音響、照明も最新の設備となりました。これにより舞台製作やオペラなどでも大規模で複雑なステージが演出されることでしょう。そしてホールのシンボルである外壁のレリーフ「牧神、音楽を楽しむの図」もほぼ同じようになって甦ってきました。
また恒例となっている「大阪国際フェスティバル」も来年からこのホールに戻ってきて第一級のコンサートやオペラなどをまた見せてくれることでしょう。
新「フェスティバルホール」外壁のレリーフ 2012.10.15 撮影:今駒清則
Relief on the outer wall of the new Festival Hall. Photo : KOMMA
Kiyonori
旧「フェスティバルホール」外壁のレリーフ 撮影:今駒清則
Relief on the outer wall of the old Festival Hall. Photo : KOMMA
Kiyonori
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「フェスティバルホール」の南外壁を飾っていた「牧神、音楽を楽しむの図」のレリーフは旧状を保って新たに製作されています。旧ホールのレリーフは下記の資料によれば、朝日新聞社の依頼で「行動美術協会」彫刻部の作家たちが信楽で約3ヶ月かけて青釉薬の陶器で製作。中島快彦の原案、建畠覚造の設計、向井良吉・今村輝久・野崎一良・松岡阜らの制作によるもの。今回再製作されたレリーフは「大塚国際美術館」の陶板名画などを手がけた「大塚オーミ陶業株式会社」が製作したものです。新旧を比較してみると旧レリーフはタイル地に青釉薬の陶器製レリーフ、横縦比は123:100の横長にレイアウトされていました。新レリーフは旧観を意識した色合いのブロックタイル地に青釉薬の陶器製レリーフ、太陽が少し上り、鳥を手にする女性が右下に下っていて、横縦比は100:113のやや縦長にレイアウトされています。
同レリーフ関連記事リンク
「月刊・お好み書き」 2009年2月号「フェスティバルホールのレリーフ保存」
「大塚オーミ陶業株式会社」 「レリーフ製作プロジェクト」(pdf)
その「フェスティバルホール」の開業記念式典は2013年4月3日。 こけら落しは4月10日で「大阪国際フェスティバル」の初日公演「フェニーチェ歌劇場
ガラ・コンサート」。以後「フェニーチェ歌劇場」「ロリン・マゼール指揮・ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団」「佐渡裕指揮・BBCフィルハーモニック」「大植英次指揮・大阪フィルハーモニー交響楽団」と続き、すでにオンライン、電話予約など受け付け中(窓口販売は11月から)です。楽しみですね。
黄金色の雲
黄金色の雲 2012.10.23 撮影:今駒清則
Cloud of golden. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月23日
朝から低気圧の影響で雨。夕方には通りすぎたようで西の空が晴れて夕陽が射し、黄金色の雲がぽっかりと浮いていました。
サルビア
サルビアの花 2012.10.24 撮影:今駒清則
Salvia splendens flowers. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月24日
もう10年以上ベランダにいるサルビア、歳とってなかなか新芽が出ず、それでも枝の先の方からなんとか伸びてきたのにハダニが付いて弱ってしまいました。葉裏を何回かシャワーして撃退。斑になっていた葉も回復してなんとか花を咲かせてくれました。
阪急うめだ本店 二期棟オープン
10月26日
昨日の25日に大阪・阪急百貨店うめだ本店の二期棟(北側)がオープンして話題になっているのと、神戸へ行くのに梅田を経由するので駆け足でちょっと立寄って見ました。
新装なった阪急うめだ本店 2012.10.26 撮影:今駒清則
Hankyu Umeda department store became new. Photo : KOMMA Kiyonori |
百貨店の外観は以前のイメージを残して建替え増床しました。以前は地下1階から9階の売り場でしたが地下2階から13階へ、営業面積は約1.3倍の8万平方mになりました。東側の梅田阪急ビルは12階建てから41階建ての超高層ビルになり4倍の高さに。今回の二期棟オープンで売場の8割がオープンしたことになります。
阪急コンコースと阪急うめだ本店入口 2012.10.26 (パノラマ)撮影:今駒清則
Hankyu Umeda department store entrance and concourse. Photo :
KOMMA Kiyonori |
阪急の東西と南北のコンコースも完成。柱が無くなって明るく広々とした通りです。写真は左側が南北コンコース、右側がJR大阪駅へ抜ける東西のコンコースで、中央が阪急うめだ本店。南北コンコースにあった大型ショーウインドウも健在です。
阪急うめだ本店の「祝祭広場」 2012.10.26 撮影:今駒清則
"Festival Square" in Umeda Hankyu department store. Photo
: KOMMA Kiyonori |
開店翌日とあって店内は大混雑、地下売場は順番待ちの行列と買い物客で通り抜けもままなりません。エスカレーターに乗っただけで店内を見物。ブランド物も有名店舗もいろいろ取り揃っているようですが関心が無いのでそのまま上階へ。6階まではご婦人向けの売場ばかり、8階に紳士物が少々。これは隣りに阪急メンズ館があるのでそちらの方へということでしょう。楽しみにしていた7階の美術画廊・売場はまだ工事中で11月21日のグランドオープンまでおあずけでした。
9階は「祝祭広場」というイベントスペースと、その周りが13階までレストラン街や雑貨など、「祝祭広場」はイベントと「八光」がマクラーレンMP4-12C、マセラティ
クワトロポルテ、アストンマーティン ラピードなどを展示してミニモーターショーを開催中、関心はあるけれど3,000万円近い買い物は無理なので眺めるだけ(私だけではないのですが)。そこで許可をいただいて「祝祭広場」を撮影。レストラン街もイスに座っての順番待ちの人々で溢れかえっていました。この9階には「阪急うめだギャラリー」と「阪急うめだホール」がありますが、これもグランドオープンからです。
なおトイレは男性用も流水音付き温水シャワートイレ、もちろん行ってはいませんが女性用は広くきれいな設備でパウダールームもあるそうです。それにバックヤードの従業員用トイレも同様な設備で、従業員用のエスカレーターも設置したとのことです。
阪急うめだ本店の屋上広場 2012.10.26 撮影:今駒清則
Hankyu Umeda department store rooftop plaza. Photo : KOMMA Kiyonori |
百貨店とは思えぬこの雑踏を抜けて屋上の広場へ、植樹した屋上は意外に狭く感じましたが、それでも空気を吸ってホッとした気分。お稲荷さんが祀ってあったので参詣。屋上には「屋上ステージ」と「ダイヤモンドホール」があります。
阪急うめだ本店屋上からの展望 2012.10.26 撮影:今駒清則
The view from the roof of the Hankyu Umeda department store. Photo
: KOMMA Kiyonori |
屋上広場からの展望は北側が見える程度であまり広い範囲は見えません。JR大阪駅の東側と駅北側「うめきた」の「グランフロント大阪」の新ビル群と「ヨドバシ梅田」は良く見えます。撮影しているとJR大阪駅から富山行き特急「サンダーバード」が出発して行きました。
兵庫県立美術館 「現代絵画のいま」展
開幕
兵庫県立美術館入口 2012.10.26 撮影:今駒清則
Entrance of Hyogo Prefectural Museum of Art Photo : KOMMA Kiyonori |
10月26日
兵庫県立美術館の「キュレーターからのメッセージ
2012 現代絵画のいま」展のオープニング、明日の27日から12月24日までです。美術館のキュレーターが選んだ作家の作品展、この美術館では珍しい試みです。全体におだやかな作風の作家が多かったのはこの美術館の好みでしょうか。なおこのところの現代美術が制作工程のアイデアの追及に偏っていて、心にドーンと飛び込んでくる作品や恍惚感を味わえる作品が少ないと思うのは私だけでしょうか。現代美術の多様化を否定するものでは無いのですが。
同時開催はコレクション展の「新収蔵品によるS.W.ヘイター展」と「美術の中のかたち 手で見る造形 祐成政徳」。
なお兵庫県出身の作家・横尾忠則の作品と資料を収蔵する横尾忠則現代美術館が11月3日に原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館王子分館<以前の兵庫県立近代美術館>)内に開館され、同日より開館記念展「反反復復反復」が開幕します。
曲面ディスプレーのインフメーション 2012.10.26 撮影:今駒清則
Information display device is bent. Photo : KOMMA Kiyonori |
美術館屋上の「美かえる」は健在ですが、エントランスに新たに設けられた曲面ディスプレーのインフメーションは噂の地元企業・篠田プラズマ(株)の最新技術「SHiPLA」で初見です。もっともっと大きいと面白いのでしょうがそれでは入口を塞いでしまうので無理でしょうね。
夕焼け放射状雲
夕焼け放射状雲 HAT神戸 2012.10.26 撮影:今駒清則
Radial cloud sunset. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月26日
兵庫県立美術館の「キュレーターからのメッセージ
2012 現代絵画のいま」展などを見終えて外に出ると夕焼け。HAT神戸のビル群の空に不思議な色に彩られた放射状雲が広がっていました。
満月 10月30日
満月 2012.10.30 撮影:今駒清則
Full moon. Photo : KOMMA Kiyonori |
10月30日
今夜は満月、昨日の十五夜はとびっきり明るい月でしたが、今夜は薄雲が広がっていて時々雲に隠れる満月でした。
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