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近況 2016年5月


 

浜寺公園 春


こいのぼり 浜寺公園 2016.5.5  撮影:今駒清則
"Koinobori", Carp streamer, Hamadera park. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年5月5日
 こどもの日、快晴でこいのぼりが気持ち良さそうです。

 


池畔でそよぐヤナギ 浜寺公園 2016.5.5  撮影:今駒清則
Willow in the pondside, Hamadera park. Photo:KOMMA Kiyonori

 堺市の大浜公園のバラ園が見頃かな、と思い出かけました。
 バラ園の中の池にスイレンが咲き、その可愛らしさについくぎ付け。

 


スイレン 浜寺公園 2016.5.5  撮影:今駒清則
Water lily, Hamadera park. Photo:KOMMA Kiyonori

 ハスとはまた一味違います。

 


スイレン 浜寺公園 2016.5.5  撮影:今駒清則
Water lily, Hamadera park. Photo:KOMMA Kiyonori

 クローズアップして花の造形の美しさにうっとり。見事な花弁のラインです。

 


シロツメグサ 浜寺公園 2016.5.5  撮影:今駒清則
White clover, Hamadera park. Photo:KOMMA Kiyonori

 池畔に咲くシロツメグサ。いまはどこにでも見られる野草です。

 


メダカ 浜寺公園 2016.5.5  撮影:今駒清則
Killifish, Hamadera park. Photo:KOMMA Kiyonori

 池に流れ込む水路にメダカの群れ。暑いほどの春の陽射しが影を際立たせます。

 


カリンに集まる昆虫 浜寺公園 2016.5.5  撮影:今駒清則
Insect gather in the fruit of the quince, Hamadera park. Photo:KOMMA Kiyonori

 カリンの実に虫たちが集まります。よほど美味しいのでしょう。

 


バラの花 浜寺公園 2016.5.5  撮影:今駒清則
Rose flower, Hamadera park. Photo:KOMMA Kiyonori

  目的のバラは少し時期が早かったようです。といっても各種ほどほどには咲いているのですが、5月中旬以後が見頃でしょう。ただここの多くは通路からバラまでの距離があり、間近で見られないのが残念です。

 


 

花の金剛山


霧中のブナ林 金剛山 2016.5.7  撮影:今駒清則
Beech forest in the fog, Mt.Kongo. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年5月7日
 連休の混雑が過ぎるのを待って新緑の金剛山へ。天気予報は晴れに向かうとのことでしたが山は雲の中。霧中の景色はそれでもそれなりに美しく、撮影も進みましたが思ったより気温が低く、予報を信じて薄着で行ったので閉口です。

 


葛木神社の八重桜 金剛山 2016.5.7  撮影:今駒清則
Double cherry blossom and Katsuragi shrine, Mt.Kongo. Photo:KOMMA Kiyonori

 山頂部に鎮座する葛木神社も霞んでいます。ちょうど神前の八重桜が満開。なお国見城跡の金剛桜は僅かに花を残して見頃は過ぎていました。

 


ニリンソウのお花畑 金剛山 2016.5.7  撮影:今駒清則
Warren of the Wind flower, Mt.Kongo. Photo:KOMMA Kiyonori

 金剛山大阪側の谷に咲くニリンソウのお花畑。険しい谷道を踏破し疲れた登山者を癒します。

 


シャクナゲ 金剛山 2016.5.7  撮影:今駒清則
Rhododendron, Mt.Kongo. Photo:KOMMA Kiyonori

 野草が見られる「しゃくなげの路」に満開のシャクナゲ。他にヤマブキソウ、ヤマシャクヤク、ムラサキケマン、ユキザサ、ヤマツツジなどの花が咲いていました。

 


クリンソウ 金剛山 2016.5.7  撮影:今駒清則
Japanese primrose, Mt.Kongo. Photo:KOMMA Kiyonori

 クリンソウも咲き始め。上から見ると花が「輪」のようになっているのがよくわかります。

 


 

ムシ! ムシ! ムシ!


ムシ! ムシ! ムシ! 河内長野市 2016.5.7  撮影:今駒清則
Larvas, Kawachi-nagano city. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年5月7日
 駅前の街路樹に一本だけ枯れた樹がありました。近寄ってよく見るとそれは枯れているのではなく、幼虫が葉を食べ尽くしたために枯れ木のように見えたのでした。それでも上の方にはまだ少し葉が残っていて、そこにはびっしりと虫たちが。


ムシ! ムシ! ムシ! 河内長野市 2016.5.7  撮影:今駒清則
Larvas, Kawachi-nagano city. Photo:KOMMA Kiyonori

 葉の縁は食事中の虫たち、そして中には丸くなって固まっている虫たちでびっしり。この樹の密集する様子はどうしたのでしょう。隣りの同じ街路樹には一匹もいないのにです。
 写真の手前に写っているのは食べ尽くされてしまった葉の葉柄です。そこにもまだ一匹いますね。
 そして雨垂れのようにこれらの葉からポツッ、ポツッと虫が降ってきます。落ちた虫はまた幹を列を作って登って行きます。チョウの幼虫でしょうか、すざましい自然の光景でした。

 望遠レンズでこれを撮影していると、「何を撮ってるのですか?」と声を掛けてきた女性群、この状況を説明していると、樹の下へ近寄って見ようとするので、「虫が落ちてきますよ」と注意をしたとたん、ポツッ。「キャー!!!」っと悲鳴をあげて四方へ蜘蛛の子を散らすように逃げて行ったのにビックリでした。

 


 

春の池


春のコイ 2016.5.25  撮影:今駒清則
Spring of carp. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年5月25日
 スイレンの咲く池にコイが浅瀬に寄っています。産卵のためでしょうか。

 


コサギとアオサギ 2016.5.25  撮影:今駒清則
Little egret and Grey heron. Photo:KOMMA Kiyonori

 池にいたコサギが飛び立ってアオサギがいた大屋根に移りました。ところがアオサギに威嚇され、あわてて飛び去りました。水鳥なのにそんな場所にも縄張があったのでしょうか?

 


 

シロツメグサ


シロツメグサ 2016.5.25  撮影:今駒清則
White clover. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年5月25日
 野原や公園によく咲いているシロツメグサ(クローバー)。昔はこれほどあちこちで見なかったように思いますが、心ここにあらずで見えなかったのでしょうか。
 子どもの頃に四つ葉のクローバー探しをした記憶はありますが、花冠や指輪つくりの草花遊びをしたことが実はないのです。

 


シロツメグサの小径 2016.5.25  撮影:今駒清則
Grass road of White clover. Photo:KOMMA Kiyonori

 そろそろシロツメグサの花も終わりに近づいてきたようですが、それでもまだまだ白い絨毯が見られます。

 


 

広島 原爆供養塔


「原爆供養塔」説明板 広島市 2015.8.6  撮影:今駒清則
Description plate of "Atomic bomb memorial mound", Hiroshima city. Photo:KOMMA Kiyonori


「原爆供養塔」説明板 広島市 2015.8.6  撮影:今駒清則
Description plate of "Atomic bomb memorial mound", Hiroshima city. Photo:KOMMA Kiyonori


「原爆供養塔」 広島市 2015.8.6  撮影:今駒清則
"Atomic bomb memorial mound", Hiroshima city. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年5月27日
 オバマ米大統領が広島・平和記念公園の「原爆死没者慰霊碑」に献花し、コメントを発しました。内容的には不満足な部分を感じましたが、困難な壁を乗越えた第一歩ととらえれば被爆71年目の歴史的な日でした。

 その「原爆死没者慰霊碑」から北へ200mの所に石塔を頂いた塚があります。「原爆供養塔」で、原爆で亡くなられた犠牲者のおよそ半数、約7万柱の無縁の方々の遺骨が納骨埋葬されています。ですから実際は名称の「供養塔」では無くて「無縁墓」なのです。その無縁の、つまり身元が分らない方々の、その数の多さにこの原爆被害の凄惨さがよくわかります。

 平和記念公園を訪れる方の多くは「原爆死没者慰霊碑」を参拝されますが、この「原爆供養塔」まで来られる方は少数です。ですが月命日の供養や、8月6日の原爆忌には神道、キリスト教、仏教の宗教関係者で「原爆死没者慰霊行事」が早朝から執り行われています。

 2015年8月6日に参拝した時、「供養塔」に供えられた花束に添えた青い紙のメッセージが置いてありました。一部読みとれず、意味が分らないところもありますが、そのままに転載します。

今日は暑いと言いません。
だって たった35°Cだもの。
あの日、三千度で、一瞬で、焼き尽くされ
たんだもの
祖母は奉祉に出て、被爆、前を
歩いて来たのに、祖母と父は、認識出来なかった。
親子三人、いろんな所に、参拝の旅に出、一週間
後に亡なった。15才の父の時が止まった。とうろうをおいか
けた四十五才の○○○○るで 少年だった。
この花は○○○○○れてます。少しだけ水をあげて下さい。
あの日 亡くなられた 多くの人を思いながら  合掌
 <参拝者氏名列記>

 米大統領の次の参拝時には、ぜひここに来て死者と向きあって頂きたいと願っています。

 


 

煙る生駒山


煙る生駒山 2016.5.30  撮影:今駒清則
Mt.Ikoma of rainy fog. Photo:KOMMA Kiyonori

2016年5月30日
 マンションの大規模修繕で足場が組まれメッシュシートが張られたため、ベランダからの視界が奪われていましたが、工事がほぼ終わり、3ヶ月ぶりに外が見えるようになりました。
 春の雨が多いこの頃、新緑の生駒山にかかる霧を久しぶりに撮影。

 


 

火星が接近


火星 2016.5.30  撮影:今駒清則
Approaching Mars. Photo:KOMMA Kiyonori

2015年5月30日
 明日が火星の最接近日ですが、天候により見られないこともあるので今夜撮影。接近と言っても7,500万Kmも離れています。
 天体望遠鏡がある訳ではないので、めったに使わないのですがデジタルカメラのデジタルズームでとりあえず拡大撮影してみました。あいにくの薄雲越し撮影なので火星の模様までは見えません。

  


4月 2016年5月 6月