近況 2015年1月
新年あけましておめでとうございます
2015年 元旦
飛騨高山の屋台「豊明臺」の未 撮影:今駒清則
Sheep in the "Homeitai" festival car, Hida-Takayama. Photo:
KOMMA Kiyonori |
本年もよろしくお願いいたします。
飛騨・高山 一宮水無神社 初詣
飛騨高山 一宮水無神社の元旦 2015.1.1 撮影:今駒清則
New Year's Day Shrine, Ichinomiya-Minashi Shrine, Hida-takayama.
Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月1日
元旦は寺社への初詣に始ります。飛騨一宮水無神社は降りしきる雪で真っ白。雪に慣れている地元の方も傘を差して初詣。
高山の人の初詣はここ水無神社から始めたと「大正懐昔 飛騨高山庶民生活資料 須田圭三著」にあります。その様子を少し引用させていただきます。
「正月 ・・・・・ 私の子供の頃は松明を翳したと思う。先ず宮川に沿うて宮村の一之宮に詣でた。参詣をすませ、おみくじを引き、出店で甘酒やでんがくで腹をあたためて帰ったものである。宮詣りしてから町内の七社(八幡、白山、あたごさま、山王、天満森、一本杉、総社)へ巡拝するが、子供達の場合は七社巡りを省き氏神様に詣でたものである。」
高山から一宮までは約2里(8Km)、少し前までは大晦日に歩いたり臨時列車が出たそうです。今は自動車での参拝が多く、宮川河川敷の臨時駐車場も混雑するほどです。
初詣 飛騨高山 一宮水無神社 2015.1.1 撮影:今駒清則
The year's first visit to the shrine, Ichinomiya-Minashi Shrine,
Hida-takayama. Photo : KOMMA Kiyonori |
まずは参拝。神官が社前でくまなくお祓いをしてくれます。
おみくじ 飛騨高山 一宮水無神社 2015.1.1 撮影:今駒清則
Lot at New Year's, Ichinomiya-Minashi Shrine, Hida-takayama.
Photo : KOMMA Kiyonori |
新しい年はどんな年なのかな? 家族揃っておみくじを引いていました。めでたく「大吉」です。
飛騨・高山 「ひだっち」
飛騨高山 「ひだっち」 2015.1.2 撮影:今駒清則
Local character "Hidutch", Hida-takayama. Photo :
KOMMA Kiyonori |
2015年1月2日
宮川朝市にご当地キャラクターの一人、「ひだっち」が愛嬌を振りまいていました。
飛騨・高山 大雪 川端のヤナギ
その2
飛騨高山 折れた宮川縁のヤナギ 2015.1.2 撮影:今駒清則
The broken willow along the Miyagawa, Hida-takayama. Photo :
KOMMA Kiyonori |
2015年1月2日
12月17日からの大雪で18日に折れてしまった宮川縁のヤナギが痛々しい傷口を見せていました。(「近況」2014年12月19日の項を参照ください)
飛騨・高山 大雪 城山の倒木
飛騨高山 倒木に塞がれた道1 城山 2015.1.2 撮影:今駒清則
Mountain trail impassable by fallen tree 1, Shiroyama, Hida-takayama.
Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月2日
高山城があった城山から街の雪景色を撮影したいと思い城山へ。ところが12月の大雪で山道のあちこちで木が倒れていて進めません。
「この程度の雪なら木が倒れることは無いのだが、18日の雪が湿っていて雪が重かったので、木が雪を持ちきれなかった」と地元の人。
飛騨高山 倒木に塞がれた道2 城山 2015.1.2 撮影:今駒清則
Mountain trail impassable by fallen tree 2, Shiroyama, Hida-takayama.
Photo : KOMMA Kiyonori |
では登り道を変えて、と別の道から行ってみると、こちらも倒木に塞がれていて前に行けません。雪が深いこともあって、城山での撮影を今回は断念。
飛騨・高山 お正月の古い町並み
飛騨高山 上三之町 お正月の賑わい 2015.1.2 撮影:今駒清則
Prosperity of New Year, Kami-sannomachi, Hida-takayama. Photo
: KOMMA Kiyonori |
2015年1月2日
正月二日のお昼ごろ、高山の名所・古い町並みの上三之町はご覧のような賑わい。春祭り以上です。足もとは雪またじ(雪かき)してあるとはいえツルツルと滑ります。お店と足もととを半分半分に見ながらの高山観光。この半分以上がアジアからの外国人観光客です。
初満月
生駒山からの「初満月」の出 2015.1.5 17:28 撮影:今駒清則
"First full moon", The moonrise from Mt.Ikoma. Photo
: KOMMA Kiyonori |
2015年1月5日
今夜は満月。今年初めての満月です。なので「初満月」。「初満月」という言葉があるのかどうか、でもそれ以外に言葉が見当たりません。
大阪の月の出は17時19分ですが生駒山があるので月が姿を見せるのは10分ほど遅れます。それにその生駒山が見えない程の霞みと雲が多いので月の出はまず望めません。しかし方向を決めカメラを据えて待つと山の端にボーッと薄赤い光が。なんとか捉えましたが普通に見ていたのでは気がつかない程の月の出でした。
初満月 2015.1.5 20:48 撮影:今駒清則
"First full moon". Photo : KOMMA Kiyonori |
その後も満月は雲に隠れていたのですが一刻クリアな月が見えました。明日は雨降り予報なので雲が多くなり、次第に雲に隠れていった「初満月」でした。
なお7月は2日、31日と2回の満月(ブルームーン)があり、9月、10月の満月は大きな月・スーパームーンになります。
都心の時雨
都心に降る時雨 大阪市 2015.1.7 16:47 撮影:今駒清則
Rain in the city center, Osaka city. Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月7日
何気なくテレビを見ると、中継映像で中之島付近に雨が降っている様子。大阪は快晴で夕陽が強く射しているのにと不思議に思ってその方向を見ると都心にだけ雨雲が流れていました。
ビルに虹 大阪市 2015.1.7 16:48 撮影:今駒清則
Rainbow appeared in the building Street, Osaka city. Photo :
KOMMA Kiyonori |
この様子だと虹が架かるかな、と期待してみていましたが、幽かに出ただけですぐに消えてしまいました。
月柱
月柱 2015.1.9 撮影:今駒清則
Moon pillar. Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月9日
月の出が遅くなったので夜半でも月が低くに見えます。その月を見ると上下にフレアが出て霞んでいました。パソコン相手の仕事が続いているので、目が疲れていてそう見えるのかと思ったのですが、撮影してみるとやはり上下にフレアが出ています。冷たい大気にある氷晶の反射でできた「月柱」の一種でしょうか。
朝焼けの金剛山
朝焼けの金剛山 2015.1.11 撮影:今駒清則
Sunrise sky of Mt.Kongo. Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月11日
昨夜から大気が澄んでいて遠くが良く見えます。夜明け前、金剛山の空が赤く焼けました。山頂の下にポツンと一つ灯が見えますが、これが展望の良い国見城跡の「金剛山頂広場」にある水銀灯です。金剛山に登られた方ならお馴染の所で、その横に「金剛山頂ライブカメラ」が設置されていてリアルタイムに山頂の様子がわかります。
山頂付近は6日の雨で一旦雪が融けましたが8日からまた積雪。今朝も真っ白な景色です。なお金剛山の最高峰は写真の葛木岳(1125m)ですが、禁足地となっているので少し下の国見城跡の広場を「金剛山頂」と呼んでいます。
このところこの灯が見えないお天気が続いていましたが、昨夜からキラキラと輝いていて、それだけで何となくうれしい朝でした。
追善法要
大仏殿と春日山 奈良市 2015.1.15 撮影:今駒清則
"Daibutsuden" and "Mt.Kasuga" , Nara city.
Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月15日
低気圧が近づいて朝から強い雨と風。春日山も煙っています。
入江泰吉先生の二十四回忌追善法要 2015.1.15 撮影:今駒清則
Twenty-four time anniversary memorial service, Nara city. Photo
: KOMMA Kiyonori |
師・写真家入江泰吉先生の二十四回忌追善法要を、弟子たちでつくる水門会が奈良の入江家菩提寺で営みました。命日は1月16日です。お目にかかれなくなってもう四半世紀も過ぎてしまったのだと一際感慨が深い。それに墓参後からなにか心安まる感がしているのは仏さまの功徳なのだろうか。
冬の樹
冬の樹 1 2015.1.16 撮影:今駒清則
Winter tree 1. Photo : KOMMA Kiyonori
冬の樹 2 2015.1.16 撮影:今駒清則
Winter tree 2. Photo : KOMMA Kiyonori
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2015年1月16日
葉の落ちた枝、冬の風景ですが枝先には小さな芽が芽生えています。
震災の街 16
本山センター街
神戸市東灘区本山中町3
店舗が崩壊した「本山センター街」北口 神戸市東灘区
1995.2.17(震災後1ヶ月) 撮影:今駒清則 |
2015年1月17日
阪神淡路大震災から早くも20年目に入ります。いま被災地を歩いても震災の痕跡を見つけることは地元の人でなければ難しいようになりました。この定点観測の記録では路上で精密に場所を特定し、同フレームで撮影するまでに時間がかかります。それが住民の方には不審者に思えるのか、警察に通報されて不審尋問を受けることがたまにあります。震災後数年の間は「寒いのにご苦労さま」とお茶を頂いたりすることもあったりして続けてきましたが、20年も経つと震災を知らない新住民や若い方が増えているのでしょう。時代の流れを感じるこの頃です。
さて、国道2号線の「国道地蔵尊」の東に、北へ一区画のアーケード商店街がありました。
「本山センター街」と、その西に続いて「保久良市場」があり、住民には便利な商店街でした。大地震でこの付近にひしめいていた木造の店舗住宅はほぼすべてが倒壊し、多くの被害がでました。
写真は北から国道方面を見た「本山センター街」の入口です。地震から1ヶ月後、まだそのままの状況を見せていますが、訪ねてきた女性はリュック姿です。
この時期どこも道は荒れ、家屋などの瓦礫が散乱している状況では外出時の安全のためにリュックサックは最適でした。現在リュック姿はもう当たり前の風俗ですが、どうもこの震災をきっかけに馴染んだリュック姿が普及したのではないかと思っています。
更地となって仮設店舗ができた「本山センター街」北口 神戸市東灘区
1996.8.24(震災後1年半) 撮影:今駒清則 |
「本山センター街」の建物は全て解体、更地となり、仮設店舗が少しできました。写真右手にあった木造の店舗住宅群「保久良市場」も全滅に近い状況となり、同じく更地になりました。
神戸市教育委員会は「保久良市場」跡地へのマンション建設前に発掘調査し、明治期頃までの水田の下から、弥生時代の竪穴式住居跡、弥生土器、石器、鉄製品などを発掘、「本山遺跡(第22次調査、1998)」としてまとめています。(「本山遺跡(第22次調査 1998)神戸市教育委員会発行」を参照)
マンションなどに建替わった旧「本山センター街」、北から 神戸市東灘区
1998.8.22(震災後3年半) 撮影:今駒清則 |
「本山センター街」跡、「保久良市場」跡もマンションになり、この辺りにあった賑やかな商店街は消滅。この旧「本山センター街」の通りには震災前からの店舗がほんの数軒、装いを変えて営業を続けています。
震災の街 17
水汲み
1995
神戸市東灘区森南町1
仮設水道から水汲み 神戸市東灘区森南町1
1995.4.5(震災後3ヶ月) 撮影:今駒清則 |
芦屋市で最も被害が大きかった清水町、津知町に隣接する神戸市東灘区森南町1も大きな被害を被りました。この左手のマンションは屋上にあった給水タンクが大地震で吹っ飛んでしまったため、地域へようやく水道が通じたものの、自宅へは「仮設水道」栓から水を運ばなければなりません。
破壊された給水タンク 神戸市東灘区森南町1
1995.2.25(震災後1ヶ月) 撮影:今駒清則 |
この少年のマンションの給水タンク。鉄骨はシッカリしていますが球形タンク内の水が暴れて破壊されたものと思われます。
復旧工事中 神戸市東灘区森南町1
1995.4.8(震災後3ヶ月) 撮影:今駒清則 |
近くでは道路を掘って水道などの復旧工事中。周囲は家屋の瓦礫がまだ山積みされ、ブルーシートのテント村が見えます。
震災の街 18
ピアノ
1995
芦屋市清水町
ピアノ 芦屋市清水町
1995.5.5(震災後4ヶ月) 撮影:今駒清則 |
大地震から約4ヶ月、もう強い陽射しになったこどもの日。倒壊した住宅で家財が剥き出しに散らばっていました。雨ざらしになって捲れあがった鍵盤が痛々しいピアノ。この住宅では女性(60歳)が亡くなられました。
震災の街 19
倒壊家屋
1995
芦屋市清水町
倒壊家屋 芦屋市清水町
1995.4.8(震災後3ヶ月) 撮影:今駒清則 |
芦屋市清水町では木造家屋がことごとく倒壊し多数の犠牲者が出てしまいました。大地震から約3ヶ月、まだそのままになっている家屋から家財を探す夫婦です。通り道も無いほど住宅は完全倒壊し、室内も剥き出しになってしまった惨状です。ここでも写真左上隅の共同住宅で男性(71歳)が亡くなられています。
風の姿
風 2015.1.19 撮影:今駒清則
Tne Wind. Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月19日
あまり寒くはないのですが強い風が吹いています。工事用の養生シートに風が姿を見せてくれました。
夕雲
夕雲 2015.1.20 撮影:今駒清則
Evening cloud. Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月20日
明日は低気圧の影響でお天気が悪くなる予報。夕方の雲も乳房雲が少し現われて知らせてくれています。
内面反射を防ぐ
2015年1月21日
「ターナー色彩株式会社」のアクリルガッシュ・普通色に「ジェットブラック」があります。黒色マットなので反射がすごく少ない、つまり市販絵具では最黒とも言える絵具で、手軽に購入できます。
これを最近の普及型レンズに付属するレンズフードに塗装してみます。この手のフードは内面が黒色プラスチックのままなので、角度によっては反射して光ります。フードは有害光線を遮断するためのものですからこれは好ましいことではありません。
下の写真はそのプラスチック製フードに「ジェットブラック」を塗ったものと、そうでないものの比較です。(なおこの2つのフードのメーカーは異なっていますので厳密には黒さが違っています)
レンズフードに「ジェットブラック」を塗装(左) 2014.12.26 撮影:今駒清則
Painted the "JET BLACK" to the lens hood (left). Photo
: KOMMA Kiyonori |
左がフード内面を「ジェットブラック」で塗装したもの。右が製品のままのもの。一目瞭然ですね。
「sima SF lens」鏡胴の内面反射 2014.12.12 撮影:今駒清則
"sima SF lens" barrel of internal reflection. Photo
: KOMMA Kiyonori
「sima SF lens」鏡胴に「ジェットブラック」を塗装 2014.12.12 撮影:今駒清則
Painted the "JET BLACK" to "sima SF lens"
barrel. Photo : KOMMA Kiyonori
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次にソフトフォーカスレンズの「sima SF lens」をテストしてみました。とてもレアなレンズですのであまり参考にならないかもしれませんが、とりあえず結果をご覧下さい。
このレンズは単玉のレンズに黒色プラスチックの鏡胴でできています。鏡胴の内部は何の処理もしていないので反射してピカピカ光ります。レンズは収差が多く多量のフレアが生じるのでソフトフォーカス効果になるのですが、それだけではなく鏡胴の内面反射光によってさらにフレア(+ハレーション)が増加しています。そのため撮影した画像の暗い部分が暗くならず必要以上に明るくなって写ります。ハイキー調の写真の場合は良いのですが、コントラストが欲しい写真の場合は、撮影後の画像処理で調節する必要があり、従って画質が低下してしまいます。
この「sima SF lens」の鏡胴内面に「ジェットブラック」を塗装した場合の比較を上に掲載しました。これも鏡胴を覗いてみると内面反射が激減していることが一目で分ります。
雲(「sima SF lens」で撮影) 2014.12.25 撮影:今駒清則
Cloud ("sima SF lens" shooting). Photo : KOMMA Kiyonori |
「ジェットブラック」を塗装した「sima SF lens」で撮影した写真です。画面に太陽を入れた場合、今までですとフレア(+ハレーション)で真っ白な写真になるのですが、塗装後は黒雲が黒く写り、空のディテールも普通に描写されるようになりました。
花(「sima SF lens」で撮影) 2014.12.25 撮影:今駒清則
Flower ("sima SF lens" shooting). Photo : KOMMA Kiyonori |
暗い背景の場合もしっかりと暗さが出るようになりました。それだけ明るい部分のフレアが引立ちます。
枯葉(「sima SF lens」で撮影) 2014.12.27 撮影:今駒清則
Dead leaf ("sima SF lens" shooting). Photo : KOMMA
Kiyonori |
明るい背景で撮影した場合でも暗い(黒い)部分や細部の描写がしっかり出るようになりました。
私は鏡胴に直接「ジェットブラック」を塗装しましたが、紙に塗装してそれを丸めて鏡胴へ入れるという方法もあります。こうすれば元々の強いフレアが欲しい場合は塗装紙を取り外せば良いわけです。
このように内面反射を「ジェットブラック」の塗装で防いでくれますので、内面反射が多いようなものに塗装すれば大変効果があります。なおこれらの工作は自己責任でお願いします。
シャコバサボテン
シャコバサボテン(「sima SF lens」で撮影) 2015.1.23 撮影:今駒清則
Christmas cactus ("sima SF lens" shooting). Photo
: KOMMA Kiyonori |
2015年1月23日
ソフトフォーカスレンズ「sima SF lens」テストの続きです。単玉にしては中心部はシャープです(フルサイズで撮影)。ただブルーの色にじみが多く、内容により画像処理で目立たないようにしています。
いつも花が咲くのが遅いウチのシャコバサボテン、まだ蕾です。
金剛山 また冠雪
雪の金剛山 2015.1.23 撮影:今駒清則
Mt.Kongo snow scene. Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月23日
昨日は終日雨降り、気温が少し高かったので金剛山の雪はかなり融けたと思っていましたが、山では夕方から雪に変わり、今朝から積雪、白くなりました。真っ白になっているのはブナ林で、モコモコとしているのは杉、檜の森です。
紅金剛
紅金剛 2015.1.23 撮影:今駒清則
Red Kongo. Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月24日
快晴の一日。金剛山は白い山肌です。今日の登山は青空に霧氷が光ってきれいなことでしょう。夕方、夕陽を浴びて紅金剛になりました。
反射
反射 2015.1.24 撮影:今駒清則
Reflection in the sun. Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月24日
ビルのガラスが夕陽の反射で燃えるような輝きです。
金剛能楽堂の庭 正月
能舞台に注連縄 金剛能楽堂 2015.1.25 撮影:今駒清則
"Shimenawa" Sacred straw rope on the stage, Kongo Noh
Theater. Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月25日
正月の金剛能楽堂。舞台に注連縄を張りめぐらして結界、「翁」とか「神歌」がその舞台で演じられるのが常です。1月の「金剛定期能」でも金剛龍謹若宗家の「神歌」から始りました。「高砂」シテ金剛永謹宗家と「巻絹」金剛龍謹師の力強い「神舞」と「神楽」が新春を寿ぎました。
なおもう過ぎましたが、3日には「金剛流謡初式」(入場無料・神酒のおふるまいあり)で、金剛永謹宗家の「神歌」、若宗家の舞囃子「高砂」が演じられています。
冬の庭池 金剛能楽堂庭 2015.1.25 撮影:今駒清則
Winter garden pond, Kongo Noh Theater garden. Photo : KOMMA
Kiyonori |
庭は真冬のことにてさしたる花はないのですが、池のコイは元気です。
いろいろな雲
ベール雲と頭巾雲 2015.1.31 撮影:今駒清則
Veil clouds and Pileus. Photo : KOMMA Kiyonori |
2015年1月31日
昨日の寒い雨があがり、今日は晴れたり曇ったり。低気圧のおかげでいろいろな雲が見られました。それを幾つか。
お昼ごろに小さな積乱雲の上にベール雲と頭巾雲。
光芒 2015.1.31 撮影:今駒清則
A shaft of light. Photo : KOMMA Kiyonori |
厚い雲に隠れた太陽から放射状の光芒。雲の縁にはわずかに彩りも。
白い金剛山 2015.1.31 撮影:今駒清則
White Mt.Komgo. Photo : KOMMA Kiyonori |
午後になって雲に隠れていた金剛山へ陽があたり、真っ白な山肌が見えました。昨日の雨で少し雪が融けてアイスバーンになったようですが夜から積雪。
今年の金剛山は雪に恵まれています。都会からすぐ近くにある雪山。そのうち出かけましょう。
雲が飛ぶ 2015.1.31 撮影:今駒清則
Clouds floating. Photo : KOMMA Kiyonori |
陽が沈んだ頃、少し乱れたいろいろな形の雲が飛んでいました。このような雲が大好きです。
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